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2025.09.12

相手がいない場合の面接練習方法や1人で対策を行うメリット・デメリットを解説

就職活動を成功させるには、面接対策が欠かせません。しかし、面接練習の相手がおらず困っている就活生も少なくないでしょう。この記事では、面接練習の相手がいない場合の練習方法とともに、面接練習を1人で行うメリット・デメリットを解説します。注意点も解説するため、ぜひ参考にしてください。

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目次

面接練習は相手がいなくてもできる?

相手がいなくても面接練習はできます。以下で詳しく解説します。

1人でも面接練習は可能

面接練習は繰り返して行う必要があります。たとえ相手がいなくても、工夫して練習すれば面接のスキルを鍛えることは可能です。面接に慣れていない人や緊張しやすい人は、まずはあえて1人で練習すると自信をつけられます。何度か1人で面接練習を重ねたうえで相手を探すとよいでしょう。

面接練習しないとどうなるのか

相手がいないという理由で面接練習を怠ると、本番で実力を発揮しにくくなります。面接で評価されるには、練習が不可欠です。繰り返すほど面接のスキルは向上します。そのため、練習せずに本番に挑めば、入念に練習してきたライバルと差が大きくなる恐れがあります。就職活動を成功させるには、面接練習に力を入れることが大切です。

相手がいない場合の面接練習方法7選

相手がいないときは、どうやって面接練習を行えばよいのでしょうか。具体的な方法を解説します。

質問リストを作成する

最初に質問リストを作成し、自分が練習したい内容をあげておきましょう。「1分で自己紹介をお願いします」のようにどの面接にも共通する内容だけでは不十分です。「この業界を志望した理由は何ですか?」のように個別の対策が必要な内容についてもリストアップしましょう。

イメージトレーニングを行う

質問リストに書き出した内容に対し、実際にどのように答えるかイメージトレーニングをしましょう。自分の強みや経歴などを振り返り、アピールできる内容を盛り込んでください。頭のなかで考えるだけでなく、文字として書き出すことも大切です。文字でまとめると情報の整理がしやすくなり、アピールしたい内容を面接でより効果的に伝えやすくなります。

口に出して練習をする

質問や回答を一通り考えたら、口に出して練習してください。考えをまとめるだけでいきなり面接に挑んでも、うまく話せない可能性があるからです。口に出して練習しておくと、面接官の前で緊張しても言葉が出てきやすくなります。目の前に相手がいなくても口に出して練習し、なるべく本番に近い環境を意識しましょう。

面接練習の様子を録画する

1人で面接練習をする際は、録画すると効果的です。録画を見れば面接時の自分の様子を客観的に確認できるため、ただ練習するだけでは気づかない部分もチェックできます。特に、話すスピードや声のトーンなどが重要です。また、話し方だけでなく、目線のブレや表情なども見て印象がよくなるように意識しましょう。

面接動画を視聴する

面接のスキルを磨くには、面接動画の視聴もおすすめです。YouTubeをはじめとする動画配信サービスで「面接練習」と検索すれば、さまざまな動画を視聴できます。多くの人が動画を投稿しており、種類も豊富です。職種や業界に特化した面接動画も見つかります。面接のアドバイスをしてくれる人がいなくても、役に立つ情報を得られます。

面接対策アプリを活用する

面接練習には、面接対策アプリも活用できます。さまざまな質問が用意されており、実際の面接で質問に答える際の練習が可能です。なかには、フィードバックやアドバイスなどを受けられるアプリもあります。機能が充実しているアプリはコストが高めなため、利用前によく確認しましょう。

生成AIを活用して模擬面接を行う

生成AIやAI面接シミュレーターサービスを利用し、面接練習をする方法もあります。志望する業界、職種、企業の特徴などを伝えると、AIが質問を生成してくれます。自分の回答をAIに送信すれば、模擬面接が可能です。

AIからフィードバックを受けたり、さらに深掘りする質問をしてもらったりできます。音声入力や音声出力に対応しているAIなら、より本番に近い練習ができます。

1人で面接練習を行うメリット

面接練習を1人で行う場合、さまざまなメリットがあります。以下で詳しく解説します。

自分のペースで練習が行える

1人なら、自分のペースで面接練習ができます。自分のレベルや理解度に合わせ、無理なく練習を進めることが可能です。面接に慣れていない状態でいきなり集団練習に参加すれば、うまく答えられなくて落ち込む可能性もあります。最初は1人で面接練習を始め、慣れて少し自信がついたら練習相手を探すとよいでしょう。

時間と場所を選ばない

誰かと面接練習をするには予定を合わせる必要がありますが、1人なら時間や場所の制限なく取り組めます。例えば、イメージトレーニングは頭の中でできるため、移動時間を活用して面接練習を行えます。1人ならすきま時間をうまく使って面接練習ができ、無理なく面接のスキルを高めることが可能です。

1人で面接練習を行うデメリット

1人で行う面接練習には、デメリットもあります。以下で詳しく解説します。

客観的なフィードバックが得られない

面接練習を1人で行う場合、フィードバックは得られません。客観的な意見や評価が分からず、場合によっては練習を重ねても面接のスキルが上がらない恐れもあります。特に、表情や声のトーン、話している内容が論理的か、説得力があるか、企業が求める人物像と一致しているかなどは客観的に判断しないと課題が分かりにくいため、フィードバックを受けたほうが改善しやすいでしょう。

対応力が磨きづらい

自分で事前に用意した質問をもとに面接練習していると、本番で想定外の質問を受けた際にスムーズに答えられない可能性があります。面接の質問はある程度決まっていますが、企業によっては就活生の本音を引き出すことを目的に、特別な質問をするケースもあります。面接を乗り切るには、想定外の質問に臨機応変な回答をする練習も必要です。

本番に近い環境で行うのが難しい

実際の面接では面接官に向かって話す必要があり、誰でも少なからず緊張します。1人で面接練習をしていると、本番のような緊張は感じにくいでしょう。そのため、練習ではスムーズに話せていても本番で失敗する可能性があります。1人の面接練習のみでは本番とのギャップを埋めにくい点に注意が必要です。

練習相手の探し方

1人で行う面接練習に限界を感じた際にはどのように対応したらよいでしょうか。本来は企業の面接で実践を積むのが1番有効的ですが、いきなり企業との面接はハードルが高いという方向けに、身近で練習の相手を探す方法を解説します。

就活エージェントを利用する

就活エージェントは、就職活動をあらゆる面からサポートしています。その一環として「面接練習サービス」を提供している場合もあります。就活のプロの目線からアドバイスやフィードバックを受けることが可能です。

大学のキャリアセンターを利用する

大学のキャリアセンターによっては、面接練習や対策講座などを開催しています。就活に関する悩みや心配ごとなども相談できるため、頼ってみましょう。

家族や友人、OB・OGに依頼する

家族や友人なら、気軽に面接練習を依頼できます。ただし、面接のスキルや経験が必ずあるわけではないため、求めているような意見をもらえない可能性もあります。業界や企業の状況に即したリアルなフィードバックがほしいときは、OB・OGへ依頼するとよいでしょう。

面接練習に1人で取り組む際のポイント

面接練習は1人でも可能とはいえ、効果的に取り組むにはポイントを押さえることが重要です。ここでは、短時間でも効果を最大化するためのコツを解説します。

目的を決める

1人の面接練習で効率よくスキルを磨くには、目的を決める必要があります。面接に関して自分が何を苦手としているか把握し、それを克服するために何をすべきか考えましょう。例えば「回答を丸暗記せず、自分の言葉で話せるようになりたい」のように、目的は具体的に決めることが大切です。

時間を計る

面接でうまく話すには、時間配分が重要です。1人で面接練習をする際は時間を計り、限られた時間のなかで漏れなく伝えられているか確認してください。面接では「結論」「理由」「具体例」の流れで話すと、内容がスムーズに伝わります。時間配分と話す順序を意識すれば、1人で練習しても面接のスキルを高められます。

振り返りをする

面接練習をしたら、最後に必ず振り返りましょう。よかった点と改善すべき点をあげ、次の練習に活かすポイントを見つけることが大切です。練習中の様子を録画しておけば、振り返りの際に役に立ちます。客観的な振り返りが可能になり、第三者の目線で自分の面接の様子を評価できます。

まとめ

面接練習は1人でも行えます。自分のペースでいつでもどこでも対策が可能です。目的を決めたうえで自分に合う方法を選び、実施しましょう。ただし、客観的なアドバイスやフィードバックは受けられないため、工夫も必要です。

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