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2025.07.09

面接でスラスラ言えない人の特徴とは?上手くいくための心構えと対策方法

就活の面接において、言葉がスラスラ言えない、どのようにしたらスラスラ言えるようになるのか、悩む人は多いでしょう。この記事では、面接でスラスラ言えない人の特徴をはじめ、言葉に詰まってしまったときのNG行動やスラスラ言えるようになる対策方法について解説します。少しでも自信をつけて面接に挑みたい人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

面接でスラスラ言えないと不利になる?

そもそも面接では、話し上手な人を探しているわけではありません。スラスラ言えない人だからといって、不採用に直結することはないでしょう。ただし、良い印象を与えるためには、言葉がスラスラ出ないときにしてはいけないことや対処法を知っておくことも大切です。

面接でスラスラ言えない人の特徴

面接でスラスラ言えない人には、以下のように共通する特徴があります。

話すのが苦手な人

面接という特別な場面ではなくても、普段から話すのが苦手な人は多いでしょう。話すのが苦手な人には、自分のことを話すことが苦手、その場で考えて話すのが苦手など、さまざまなパターンがあります。話すのが苦手という人は、自分の苦手パターンに合わせた対策を行うことが大切です。

緊張しやすい人

性格的に緊張しやすい人はパフォーマンスが下がりやすく、スラスラ言えない傾向にあります。また、どうしても受かりたいというプレッシャーから緊張してしまう場合もあります。

準備が不足している人

企業研究や面接対策などの準備が不足している場合は、言葉に詰まる、検討違いの回答をするなどの失敗をしやすくなるでしょう。
その場しのぎで話していても、途中で辻褄が合わなくなり言葉に詰まってしまうパターンです。また、深掘りされることで、矛盾やごまかしが露呈してしまい、スラスラ言えなくなってしまうケースもあります。

完璧にしたい人

完璧にしたいという思いから、失敗しないように気を遣い過ぎて上手く答えられないことがあります。完璧すぎる回答では人柄が伝わりにくいケースもあるので、自分の言葉で考えを伝えることを意識しましょう。

自分に自信がない人

周りの人が優秀に見える、他社の面接で不合格になった経験で自分に自信がなくなるなどが理由で、答えが曖昧になったり声が小さくなったりすることがあります。面接は自分の価値を評価される場面ではありません。相性を確認する場面であることを理解しておくことが大切です。

表現が下手な人

回りくどい言い方や話が脱線しやすいなど、表現が下手な人は途中で何を言っているのかわからなくなり、スラスラ言えなくなることがあります。自己表現や自己PRを練習して、相手に伝わりやすい言い方ができているかを事前に確認しておくことも重要です。

面接でスラスラ言えないときのNG行動

面接でスラスラ言えないときは動揺してしまうことがあります。しかし、以下のような行動は取らないように注意しましょう。

無言になる

スラスラ言えない場合でも、不採用に直結するとは限りません。しかし、沈黙して何も話さなくなると面接官に違和感を抱かせることになります。言葉に詰まってしまった際に「緊張して詰まってしまったので最初から言い直させてください」と断りを入れ、言い直したり、すぐに回答が浮かばない質問に対し「回答が思いつかないので30秒考えさせてください」と間を置き、考えを整理することは有効的です。ただ黙るのではなく、断りを入れるなど何らかのアクションを取ることが重要です。

取り繕う

無言を避けたい思いから、勢いで取り繕ってしまうことがあります。考えないまま話すと結論がわかりづらくなったり、何を言いたいのか伝わりにくくなったりするので注意しましょう。

わかりませんと即答する

難しい質問や想定外の質問に対して「わかりません」と即答するのは真剣に対応しているように感じられないため避けた方がよいでしょう。断りを入れ時間をもらい考えを整理し、考えた上でどうしても回答が浮かばない場合は「回答がわかりません。次回お会いする機会をいただけた際には回答を伝えられるようにします」などと答えるほうが印象は良くなります。

面接でスラスラ言えるようにするための心構え

面接でスラスラ言えるようにするには、以下のような心構えが必要です。

企業とは対等な関係であることを意識する

自分は選ばれる立場であるという考えではなく、自分も企業を選べる立場であることを認識することが大切です。企業とは対等な関係であることを意識すると、緊張が和らいで話しやすくなるでしょう。

スラスラ言えることが合格の条件ではない

面接はスラスラ言えることが合格の条件ではありません。自分の人柄や熱意を最大限にアピールすることが重要です。目的を見失わないように注意しましょう。

緊張することは悪いことではない

緊張するということは、企業に対して本気で挑んでいる姿勢でもあります。緊張していることは良いことだと捉えることも大切です。「本日が初めての面接で緊張しています」や、「志望度が高いため本日は緊張していますが気持ちをお伝えできるように努めますのでよろしくお願い致します」のように面接の冒頭に緊張していることを伝えるのも有効的な方法です。

面接でスラスラ言えない人の対策方法とコツ

面接でスラスラ言えない人は、以下のような対策方法を意識して練習することで、苦手を克服することが期待できます。

声のボリュームやスピードを意識する

緊張すると声が小さくなったり早口になってしまったりすることがあるので、実際に声に出して練習しておくのがおすすめです。句読点を意識して、聞き取りやすいスピードを意識しましょう。

最初に要点を伝える

要点が見えない話は意図が伝わりづらくなるため、要点を先に伝えるのがポイントです。要点をまとめてから話すと途中でスラスラ言えない部分があっても、聞き手も内容を汲み取りやすくなります。

自己分析と企業研究を入念に行う

自己分析と企業研究はよく質問されるため、事前に準備しておきましょう。よくある質問に答えられないと熱意が足りないと判断されることもあります。

あらゆる質問を想定して備える

面接でされる質問はおおよそ決まっています。よくある質問に対して、自分なりの回答を作っておくと練習しやすくなるため、本番でもスラスラ言えるようになるでしょう。

丸暗記をしない

よくある質問に対する答えを丸暗記しようとするのはよくありません。覚えた内容を話すのに必死になってしまうため、感情が伝わりづらくなります。丸暗記した内容を忘れてしまったときも言葉に詰まりやすくなるので注意しましょう。伝えたいことは丸暗記するのではなく、箇条書きやキーワードで覚えるのがおすすめです。

面接の練習は自信がつくまで行う

練習を重ねることで、経験の少なさをカバーできます。自信がつくまで練習すると慣れてくるので、本番でも落ち着いてスラスラ言えるようになるでしょう。
またより本番に近い形で面接を練習するために、就活エージェントやキャリアセンターなどのサービスを活用し第三者のアドバイスを受けることもオススメです。

面接中にスラスラ言えなくなったときの対処法

どれだけ練習していても、面接中は緊張してスラスラ言えないケースもあるでしょう。こちらでは、スラスラ言えなくなったときの対処法を解説します。

考える時間をもらう

先述したとおり、スラスラ言えない場面であっても黙り込むのはNGです。以下のような言葉を述べ、落ち着いて答えましょう。

  • 考える時間を少しいただいてもよろしいでしょうか
  • 〇〇という質問と理解してよろしいでしょうか

わからないことは素直に伝える

知識を問う問題などで時間をもらってもわからない場合は、無理に答えずわからないことを素直に伝えましょう。長い沈黙や中途半端な回答は、かえって悪印象につながります。

完璧ではなくても答える

答えは100%完璧でなくてもかまいません。完璧ではなくても、自分の伝えたいことを相手にわかりやすく伝えることが大切です。

面接でスラスラ言えるように備えたい質問例

以下のような質問は面接でされやすい質問です。答えられるようにしておくと安心して面接に挑めます。回答は丸暗記ではなく、箇条書きやキーワードで覚えると効果的です。

  • 自己紹介
  • 自己PR
  • 志望動機
  • 長所・短所
  • 強み・弱み
  • 失敗・挫折経験
  • 学生時代に頑張ったこと
  • 業界や職種を選んだ理由
  • 入社後にやりたいこと
  • 他社の選考状況
  • あなたにとって仕事とは?
  • 何か質問はありますか?

面接でスラスラ言えなかった場合の対処法

面接でスラスラ言えなかった場合でも、その後にカバーすることもできます。面接後にできる主な対処法は以下のとおりです。

面接を振り返る

次回の面接をより良いものにするために、面接でスラスラ言えなかったのはどうしてかを振り返ることが大切です。失敗をしたまま改善しないでいると、同じ失敗を繰り返しやすくなります。

失敗を引きずらない

いつまでも失敗を引きずると、次の面接で必要以上に緊張してしまいます。同じ失敗を繰り返さないためには、客観的に振り返って課題を解決し、自信をつけることが重要です。

お礼メールを送る

お礼メールは多くの場合、選考結果に影響を与えません。必ずしも送信しなければならないものではありませんが、面接がうまくいかなかった場合のフォローになることもあります。帰宅後ただちに送ることで、スピード感を持って行動する人、丁寧な人という印象を与えることができます。

まとめ

面接でスラスラ言えないと落ち込んでしまうこともありますが、面接とはそもそもスラスラ言える人を探しているわけではありません。しかし、少しでも印象を良くするためには、解説したNG行動や心構え、スラスラ言えるようになるコツを押さえておきましょう。

面接で他の就活生がスラスラ話せていると焦ってしまったり、自信がなくなることもあるかもしれません。面接の場となると緊張してしまうのは当たり前です。緊張しないというのは難しいので、緊張の中でも自分の気持ちを伝えることができる状態になるためには、準備や練習が大切になります。
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