大学4年で就活を何もしていない人へ!まだ間に合う就活の進め方・ポイント

就活準備をせず4月を迎え4年生に進級し、大学4年で就活を何もしていないことに焦りや不安を感じている人はいませんか?周りが就活を進め内々定を得るなか、自分だけ準備をせず取り残されたような気持ちになってしまっている人もいるかもしれません。本記事では、今から始める就活の具体的ステップや、遅れを取り戻すためのポイントなどを解説します。
大学4年生から就活を始める人への注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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大学4年になっても就活を始められていない理由
大学4年になっても就活を始められていない人には、次のような共通点があります。
就活の進め方が分からない
就活をどのように進めればよいか分からず、そのまま放置してしまったパターンです。
自己分析やWebテスト対策、エントリーシートの作成など、就活はやるべきことが数多くあります。何から手をつければよいか分からず、就活をなかなか始められなかったという人もいるでしょう。
学業やサークル、留学などで忙しい
大学の勉強やサークル、留学などで忙しく、就活の時間を取れなかったという人もいます。
大学生活と就活の両立は、容易ではありません。しかし、だからといって就活に取り組まずにいると、新卒という貴重な機会を逃してしまいます。日々やるべきことに優先順位をつけて、スケジュールを調整することが大切です。
やりたい仕事が見つからない
業界や企業については調べてはみたものの、希望する仕事や企業が見つからなかったというパターンもあるでしょう。
やりたい仕事が見つからない人は、自己分析を通じて、自分の興味・関心や強みなどを明確化することが大切です。
働く意欲が低い
そもそも労働意欲が低く、就職=働くことにネガティブな気持ちを抱いている人もいます。
就職後の生活を想像して、大学生活とのギャップを感じてしまうのは、仕方がないことです。しかし、就職しなかった場合、収入が不安定になるといったリスクを考えて、この先の行動を決めることが大切です。
大学4年から就活をはじめるのは遅い?
大学4年から就活をはじめるのは、遅くありません。日本経済団体連合会(経団連)主導の就活スケジュールは、4年生の3月に採用情報公開・エントリー受付開始、6月から選考開始です。
しかし、2022年からは「要請」の形に変わり、経団連にかわり、政府が主導してルールを定めることになりました。実際には、このスケジュールよりも早いタイミングで、採用選考を開始する企業や通年採用の拡大も見受けられます。
まずは、はじめようと決意できた日から少しずつ行動に移してみましょう。
大学生の就活スタート時期
キャリタス就活の調査によると、就活のスタート時期は「3年生の4月」と回答した人が30.8%で、最も多いという結果になりました。
次いで、夏季インターンシップの募集が本格化する「3年生の6月」という回答も20.1%あり、3年の前期から就活に取り組む人が多いことが分かります。
就活のスタート時期も年々早まっている傾向にはありますが、大学4年生からはじめるからといって必要以上に焦らず、効率的に就活の準備を進めていきましょう。
※参考:11月後半時点の就職意識調査|キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果(2024 年 12 月発行)
大学4年生の就活状況
4年生の4月の時点で、エントリーシート(ES)の提出、筆記試験、面接試験とも全体の約9割、最終面接は約7割の学生が経験しているという結果となりました。
5月になると、最終面接の経験割合がさらに増加し、全体の8割を超えます。
※参考:4月1日時点の就職活動調査|キャリタス就活 学生モニター2025 調査結果(2024 年 4 月発行)
※参考:5月1日時点の就職活動調査|キャリタス就活 学生モニター2025 調査結果(2024 年 5 月発行)
大学4年で就活を何もしていなくてもまだ間に合う?
大学4年になると、まわりでも内々定を獲得する人が現れ始めるでしょう。実際に、大学4年の6月には内々定獲得者が8割を超えます。一方で、全体の4割は、その後も就活を続けているという調査結果もあります。
春採用が一段落する6月や、内定式が行われることの多い10月になっても就活を何も始めていないと焦りを感じ、なかには就活を諦めてしまう人もいるでしょう。
しかし、大学4年生から就活を始めても、内定を獲得することは十分可能です。通年採用を実施している企業もあるので、必要以上に焦らず、しっかり対策することが大切です。
大学4年から始める!就活の具体的ステップ
ここからは、大学4年から就活を始める人へ向けて、就活の基本的なステップを紹介します。
自己分析
自分に合う企業を選んだり、自己PRを作成したりするためには、自己分析が欠かせません。
これまでの経験や考え方を振り返り、自分の価値観や強みを明確化して、企業や職種を選ぶ基準となる就活の軸を整理しましょう。
業界・職種・企業研究
自分に向いている仕事を見つけるためには、業界・職種・企業について研究することが大切です。研究を通じて分かった企業の仕事内容や求める人物像と、自己分析で見えてきた自身の価値観や強みを照らし合わせてみましょう。
また、業界・職種・企業研究で得た知識は、自己PRや志望動機に説得力を持たせるためにも役立ちます。
エントリーシート(ES)の作成
応募したい企業が見つかったら、エントリーシート(ES)を作成します。
最初から完成度の高いエントリーシートを作成することは難しいので、第三者に添削してもらい作成のコツを掴みましょう。
Webテスト・面接対策
企業によっては、面接の前にWebテストを実施する場合もあります。Webテストは内容が独特なので、なるべく早めに対策を始めて、コツを掴んでおきましょう。
また、面接の基本的なマナーを学び、想定される質問の受け答えを練習しておきます。例えば、志望動機やガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などは、面接で重点的に聞かれる可能性が高いので、しっかり考えておきましょう。
説明会への参加
企業の説明会を聞くと業界・職種・企業研究が進みます。また、最初は何をしている企業かイメージが付きづらくても、説明会に参加することでWEBサイトではわからなかった魅力を知り志望度があがることもあります。色々考えすぎて慎重になりすぎず、まずは説明会を聞いてみる!ということも就活を前に進めるためには有効的です。
大学4年からの就活を成功させるポイント
大学4年からの就活を成功させるためには、以下のようなポイントを押さえることが大切です。
優先順位を決めて対策する
就活のスタート時期が遅れてしまった場合は、優先順位をつけて選考対策に取り組まないと、時間が足りなくなる可能性があります。
例えば、面接対策では、あまり聞かれない質問の対策は一旦置いて、よくある質問のみに集中するというやり方が考えられます。
また、就活の軸に沿って業界や企業の的を絞り込むことも大切です。キャリタス就活は業界・企業の絞り込みも可能なので、ぜひご活用ください。
選択肢を広げる
大学4年から就活をする場合も、エントリーする企業数はあまり減らし過ぎない方がよいでしょう。エントリー数が少ないと、選考が順調に進まなかったときに気持ちに余裕がなくなってしまいます。
また、採用されやすい業界や企業も視野に入れて、選択肢を広げることも大切です。ただし、採用されやすそうだからといって、やみくもにエントリーすることはおすすめできません。
失敗を次に生かす
就活では、多くの学生が「不採用」を経験します。
不採用になっても必要以上に落ち込まず、なぜうまくいかなかったのかを分析して次に生かすことが大切です。試行錯誤を繰り返しながら選考を重ねていくことで、よい結果につながりやすくなります。
相談相手を見つける
就活で困ったときに相談できる相手がいると、有益な情報やアドバイスを得やすくなります。
1人で頑張るよりも、いろいろな人の意見を取り入れれば、就活を効率的に進められるでしょう。
就活サービスを活用する
企業の数を多く見たいということであれば就活サイトが役立ちます。就活ノウハウや個別相談をしたいということであれば、就活エージェントやキャリアセンターなどアドバイザーに直接相談できる方が効率的です。さまざまな種類のサービスがありますので、自分に合った就活サービスを選び、積極的に活用してみましょう。
大学4年で就活を何もしていない人が活用したい就活サービス
大学4年で就活を何もしていない人は、次のような就活サービスを積極的に活用しましょう。
就活エージェント
就活に関する手厚いサポートを受けたいなら、新卒向けの就職エージェントがおすすめです。
就活エージェントでは、自己分析や企業研究、求人の紹介や面接対策など、就活に関する全般的なサポートを受けられます。プロのサポートを受けながら就活を進めることで、遅れを取り戻しやすくなるでしょう。
スカウトサービス
スカウトサービスとは、自分のプロフィールを登録して、企業からのスカウトを待つ「逆求人型」のサービスのことです。
自分から応募する必要がないので手間がかからず、自分に興味を持ってくれる企業を見つけられます。
大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターでは、就活ガイダンスや合同企業説明会などのイベントを開催しているほか、学生からの個別相談を受け付けている場合もあります。
大学独自の求人を得られる場合もあるので、1度足を運んでみるとよいでしょう。
大学4年から就活を始める場合の注意点
大学4年から就活を始める場合は、次のポイントに注意することが大切です。
自分を責めない
実際に就活をスタートしてみると、「早く取り組めばよかった」と自分を責めたくなることもあるでしょう。
自分を省みることは大切ですが、過度なネガティブ思考は就活にもマイナスの影響を及ぼすことがあります。自分を責めすぎず、将来に目を向けることが重要です。
焦りすぎない
急いで内定を獲得しようとするあまり、応募する企業を適当に選んだり、スケジュールを詰め込みすぎたりすると、かえって就活に失敗する可能性が高まってしまいます。
気持ちを落ち着けて、1社1社に丁寧に向き合いましょう。
自分と周りを比べない
就活中は、すでに内定を獲得している人や、順調に選考を進んでいる人と自分を比べないことも大切です。
就活では「早く、多く内定をもらうこと」ではなく「自分に合う企業から内定をもらうこと」が重要です。周りと比べず、自分のペースで着実に活動しましょう。
適度に休憩する
焦るあまり根を詰めすぎると、体力的にも精神的にも余裕がなくなり、よい結果に結びつかない可能性もあります。
10社面接説明会に参加したらスイーツを食べるなどご褒美を用意したり、気分転換に趣味を楽しむ時間もつくるなど、適度に休憩することも必要です。
大学4年からの就活に関するよくある質問
最後は、大学4年からの就活に関するよくある質問に答えます。
就活は何月までできる?
企業のなかには、大学4年の3月まで採用活動を行っているところもあります。卒業間際までチャンスはあるので、最後まで諦めないことが大切です。
キャリタス就活エージェントでは、大学卒業間際の3月まで就活サポートを行っています。卒業が近づいてきて焦っている人も、お気軽にご相談ください。
夏採用や秋採用もあるのか?
夏採用は6月〜8月、秋採用は9月〜11月ごろが一般的です。ただし、どの企業も夏採用や秋採用を実施するわけではありません。実施の有無や、具体的な期間は企業によって異なるので注意しましょう。
また、今は採用シーズンを区切らず通年採用を実施する企業も出てきました。まずは自分が興味ある企業の採用スケジュールをしっかり確認することが大切です。
まとめ
自己分析や面接対策など、1つ1つのステップを丁寧に行えば、大学4年からでも内定を勝ち取ることは十分可能です。必要以上に焦ることなく、就活を着実に進めていきましょう。
大学4年で就活を何もしておらず焦っている人は、ぜひ「キャリタス就活エージェント」をご活用ください。就活ノウハウや効率的な就活の方法を知る経験豊富なキャリアアドバイザーが、1人ひとりのお悩みに合わせ、就活を二人三脚でサポートします。キャリアアドバイザーだけではなく、企業とやり取りをしているリクルーティングアドバイザーも必要に応じて求人の説明や面接のアドバイスに同席しますので、ご希望や適性合わせた求人の紹介が可能です。
大学卒業間際の3月までサポート可能なので、大学4年のいつからでもご相談いただけます。まずはお気軽にご登録ください。