2025.04.03

ガクチカで高校時代のことを書くのはOK?書く場合のコツや注意点

ガクチカとは、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」を指し、大学時代のエピソードを書くのが一般的です。面接でもよく聞かれ、就職活動には欠かせない項目です。この記事では、ガクチカに高校時代のことを書くことは良いのか、もし書く場合はどのような点に注意したらよいのかを解説します。例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目次

ガクチカに高校時代のことを書くのはOK?NG?

ガクチカは基本的に大学時代のエピソードを書くものです。高校時代のことを書くのは好ましくありませんが、例外もあります。

基本的にはNG

面接官は、学生の現在について知りたいため、ガクチカに高校時代のエピソードを書くのは避けた方がよいでしょう。ただし「高校時代の出来事がなければ今の自分はない」など、現在に繋がっている内容であればOKです。

特別な理由がある場合は仕方がない

大学時代がコロナ禍だった、あるいは長期にわたって病気やケガをしていたなどの特別な理由がある場合は仕方がありません。高校生活のことだけで勝負しようとしなければ大丈夫でしょう。

企業側がガクチカで知りたいこと

企業側はガクチカを聞くことでどのようなことを知りたいのでしょうか。一般的には以下のような項目をチェックします。

人間性や考え方が自社とマッチしているか

ガクチカには学生の人間性や考え方が出る傾向にあります。ガクチカによって、自社の社風や価値観などが合うか、自社とマッチする人材なのかを判断します。

自社で活躍するイメージを持てるか

ガクチカには学生の本質が現れるため、一緒に働きたいかどうかを判断できます。エピソードの内容自体ではなく、学生が持つ人間性やポテンシャルを自社でどのように活かせそうかを判断します。

就活生の現在の状況

企業側は、学生の今の状況や考え方、人間性を知りたいと思っています。ガクチカが高校時代のみのエピソードだと、学生の今を知ることができず、判断できません。

現時点での価値観

人はさまざまな出来事を通して価値観が変わることがあります。ガクチカが高校時代のみのエピソードだと、数年前のこととなり、現在の学生の価値観がわかりません。

ガクチカで高校時代のことを書くデメリット

ガクチカで高校時代のことのみを書く場合は、以下のようなデメリットがあることを意識しておかなければなりません。

企業が求める回答ではない

ガクチカは基本的に大学時代のことを聞いています。企業側が求める質問に対して、回答になっていないと判断されても仕方がありません。企業によっては、ガクチカを大学時代に限定しているケースもあります。

大学時代に何をしていたのかわからない

ガクチカが高校時代のエピソードのみでは、大学時代に何をしていたのかがわかりません。4年間の成長がわからなければ、今後も成長が見込めないと判断されることもあるでしょう。

現在の価値観がわからず選考が難しくなる

高校と大学では出会う人や出来事など生活が大きく異なるため、高校生と大学生では価値観にも大きな違いがあります。大学時代に価値観が大きく変わっているかもしれません。そのため、現時点での価値観がわからないと、選考が難しいと判断されることもあるでしょう。

面接で大学時代のことを聞かれる

選考面接でガクチカは頻出質問です。エントリーシートに高校時代のことしか書いていなければ、面接の際に大学時代はどうだったのかを尋ねられることもあります。結果的に、エントリーシート用(高校時代)と面接用(大学時代)の2つのエピソードを準備しなければならず、手間と時間がかかってしまいます。

どうしてもガクチカで高校時代のことを書きたい場合は?

必ずしも高校時代のことを書いてはいけないというわけではありません。どうしてもガクチカに高校時代のことを書きたい場合は、以下のようなポイントを押さえて書きましょう。

大学時代や現在に繋がる内容にする

企業側は学生時代の輝かしい功績が知りたいわけではありません。企業側は、学生の現時点での考え方や人間性を知るためにガクチカを求めています。高校時代のエピソードを書く場合は、大学時代や現在にどのように結びつくのかをアピールしましょう。

仕事への再現性の高さをアピールする

ガクチカでの経験や学びが、今後も発揮できることをイメージしてもらうことが重要です。「社会人になったら、高校時代のエピソードを具体的にどのように活かせるのか」までつなげられるとよいでしょう。周囲からの評価などを織り交ぜ、客観性を持たせると説得力が増します。

ほかの項目で大学時代のエピソードを使う

エントリーシートに高校時代のエピソードを書く場合は、ほかの自己PRや志望動機の機会には大学時代のエピソードを使いましょう。さらに、ガクチカの高校時代のエピソードと自己PRや志望動機の大学時代のエピソードに関連性があるとなおよいでしょう。

インパクトを与える

基本的にガクチカは大学時代のことを書きますが、それなりのインパクトを与えられる自信があれば高校時代のエピソードも活きるでしょう。採用担当者の目に留まる経歴を盛り込んでおくことがおすすめです。ただし、ガクチカは経歴を自慢する場ではないことを理解しておきましょう。

ガクチカで高校時代のことを書く際の注意点

ガクチカで高校時代のエピソードを書く場合は、以下のような注意点にも備えておく必要があります。

面接で深掘りされても答えられるようにする

ほとんどの人はガクチカに大学時代のエピソードを書くため、なぜ高校時代のことを書いたのかを聞かれるケースもあります。採用担当者に納得してもらえる説明ができるようにしておくことが重要です。想定外のことを聞かれても、冷静に結論や本題を伝えましょう。

成長に繋がっていることを示す

高校時代のエピソードが、どのような成長に繋がったのかを説明できるようにしておくことが重要です。現在にどのように影響しているのか、将来どのような影響を与えられるのかを伝えられるようにしておきましょう。大学時代のエピソードを挟むなど、今でも同じ考え方であることや成長したことを示すことも必要です。

一貫性を持つ

高校時代から現在に至るまで、一貫して取り組んでいることや考えを書きます。ただし、ただ一貫性があるだけでは成長を感じられません。一貫性プラス成長性をアピールできるように準備しましょう。

ガクチカで高校時代を書く場合の例文

ガクチカで高校時代を書く場合、以下のような例文も参考にしてみましょう。

部活動がテーマの例文

私は高校時代、野球部に所属しており、夏の予選で強豪校と対戦することになりました。当初は対戦相手を聞いて諦めていました。しかし、監督やチームメイトの最後まで諦めない姿を見て、全力を出し切ろうと決め、毎日授業以外の時間を練習に費やしました。

結果的にスタメンで試合に出場し勝つことができ、諦めないことの大切さを知りました。現在も野球を続けていますが、そのときの経験をもとに、最後まで諦めないことをモットーにしています。今後も最後まで諦めず、結果につなげることを大切にしたいと考えています。

生徒会活動がテーマの例文

高校時代に全校生徒約700名をまとめる生徒会に所属していました。コロナの影響で中止となっていた合唱祭を復活させるため、全校生徒へのアンケート、先生へのプレゼンテーションを実施しました。生徒会メンバー15名で役割分担をし、都度話し合いや報告をし、合唱祭を復活することができました。開催できた時の達成感は何にも代えがたい経験でした。

現在も問題があるときは、メンバーで話し合って解決することを大切にしています。今後も問題解決力を活かし、貴社の一員として活躍したいと考えています。

学習がテーマの例文

私は将来的に英語を活かした仕事に就きたいと考え、高校時代から英語学習に力を入れています。毎日コツコツと努力を積み重ね、高校3年生のときにはTOEICで目標の800点を突破しました。

現在も英語学習を継続していますが、これらの経験を通して、目標設定や努力を持続することの大切さを学びました。今後も自己管理能力と英語のスキルを活かし、貴社の一員として活躍していきたいと考えています。

生活がテーマのガクチカの例文

私は遠方の高校に通っていましたが、毎日早起きをして自分で弁当を作りました。早起きや弁当作りを行うためにも体調管理に気を払い、3年間無遅刻で卒業することができました。

大学からは1人暮らしですが、早起きや料理を継続するとともに、学業やアルバイトとのスケジュール管理にも力を入れています。今後も、スケジュール管理や体調管理を心掛け、自分のパフォーマンスを発揮し、貴社に貢献していきたいと考えております。

まとめ

ガクチカは基本的に大学時代のエピソードを書くものです。しかし、事情がある場合や現在に繋がる内容であれば、高校時代のエピソードを書いても構いません。この記事では、企業側がガクチカで知りたいことやガクチカで高校時代のことを書く際の注意点、例文を紹介しました。ぜひ参考にしてください。

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