志望動機の締めくくりはどう書けばいい?基本のポイントや例文を紹介

志望動機の締めくくりは全体の印象を左右する重要な要素であるため、こだわりたいポイントです。しかし、志望動機の締めくくりをどのように書けばいいのかわからない、上手く締めくくれないと悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。この記事では、志望動機の締めくくりが重要な理由や書き方、例文などを解説します。
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志望動機の定義と構成について
志望動機とは、応募先の企業でなぜ働きたいのかという理由を伝える項目のことです。志望動機は人それぞれで正解はありませんが、基本的な構成は以下となるため把握しておくとよいでしょう。
1. 企業を志望する理由を書く(結論)
2. 志望理由を裏付ける具体的なエピソード(具体性)
3. 将来のビジョンや貢献したいことなど(締めくくり)
基本的には結論から書き、志望理由に肉付けする具体的なエピソード、締めくくりという順番の構成になります。
志望動機の締めくくりが重要な理由
志望動機では、志望する理由も重要ですが締めくくりも重要になります。ここでは、志望動機の締めくくりが重要な理由を解説します。
志望度の高さや熱意を伝えられるため
志望動機の締めくくりでは、入社後にどのようにして企業に貢献したいのか、将来のビジョンや目標などを伝えることになります。そのため、応募先に対する熱意や志望度の高さなどをアピールすることにつながるため、締めくくりが重要です。
採用時にはやる気やこの会社でやりたいこと、将来のビジョンなども重視されます。そのため、締めくくりではどれだけ入社後のイメージを共有できるのか、熱意の高さをアピールできるかがポイントになります。
ポテンシャルの高さをアピールできるため
締めくくりでは、自分の強みやスキルを基にして、どのような価値を提供できるのか、どうやって貢献するかなどを伝えられます。そのため、自身のポテンシャルの高さをアピールできるでしょう。
ポテンシャルの高さをしっかりアピールするためには、自身のスキルを明確にしたうえで、どのような分野でどのように活かせるのか、具体性をもたせて伝えることが重要です。自己分析ができていることも証明できるため、自身の強みやスキルなどを交えて、より具体的な内容にしましょう。
ライバルに差をつけるため
就活においては多くのライバルがいます。多数のライバルのなかでライバルに差をつけるには、より魅力的な志望動機が求められるでしょう。志望理由だけでなく、志望動機を上手に締めくくることで採用担当者の記憶に残りやすくなり、印象がよくなります。
心理学者ノーマン・H・アンダーソンの「親近効果」では、最後に示された情報が印象に残りやすいとされています。つまり、志望動機の締めくくりで自分らしさや強みをアピールできる内容にすることで、採用担当者の心に強く印象が残るため採用に有利に働く可能性が高いです。
一貫性がある志望動機に仕上げるため
志望動機には一貫性が必要です。一貫性のない志望動機だと説得力に欠ける内容になってしまい、あまりよい印象を与えません。一貫性のある志望動機にするには、締めくくりが重要です。
「貴社を志望した理由は~だからです」という志望理由の説得力を高めるために、締めくくりで「~のため貴社を志望しています」という内容にして採用担当者にアピールしましょう。これにより、一貫性のある志望動機となり、論理思考力の高さをアピールすることにもつながります。
志望動機の書き出しと締めくくりの役割の違いは?
書き出しとは、「応募先の企業になぜ入社したいのか」という理由を記載する部分です。つまり、志望動機の第一印象を左右するポイントで、書き出しの内容によって採用担当者を引きつけられるかが決まります。
締めくくりとは、「これから応募先の企業で何をしたいか、どう貢献するか」などを記載する部分です。書き出しは採用担当者の関心を引く役割をもち、締めくくりは自社で活躍できる人材だと印象づける役割があるという違いがあります。
志望動機の締めくくりで含めたい内容
志望動機の締めくくりにおいては、「応募先企業に貢献できるスキル」「入社後にやりたいことや実現したいこと」「将来のビジョン」などを含めることが大切です。
特に、新卒採用の場合は伸びしろが重要視されます。「将来どのように活躍できるか」「成長性があるか」などがみられるため、実現したいことや貢献できるポイントなどを通して、やる気をアピールしましょう。
志望動機の締めくくりの例文
ここでは、「入社後に貢献できること」と「やる気や志望度の高さ」を伝えたい場合に分けて、志望動機の締めくくりの例文を解説します。
入社後に貢献できることを伝える場合
【例文1】
「貴社に入社後は、主体的に商品知識を身につけて、お客様に納得感のある魅力的な提案を行います。学生時代に部活動で培ったコミュニケーション能力を活かして、お客様との間に信頼関係を構築し、貴社の売上拡大に貢献したいと考えています。」
このように、自身が貢献できるポイントを学生時代の経験を交えて具体的に書くことがポイントです。部活動などの学校生活の経験をもとにすることで、自身の強みやスキルが再現性の高いものだと伝えられるため、説得力が高まるでしょう。
【例文2】
「貴社に入社後はまず、SEとしてしっかり活躍できるよう、受託開発の一連の工程と流れを把握し、技術職としての専門知識やスキルを身につけます。ゆくゆくは、プロジェクトをまとめるリーダーとしてチームのメンバーのスキルアップをサポートできるようになりたいと考えています。」
入社後に何をしたいのか、入社後の経験を通じてどのように貢献するかなど、将来のビジョンについて具体性をもって記載しましょう。どのような仕事をしたいのか、自己成長のイメージなどを具体的に書くことで、採用担当者にアピールしやすくなります。
やる気や志望度の高さを伝えたい場合
【例文1】
「若手でも活躍しやすい社風を持つ貴社で、これまでの部活動で培った根気や積極性を活かしたいと思っています。入社1年目でも成果を残せるように、活動量を増やすことで社内外とのコミュニケーションも増やし、成長していきたいと考えています。」
社風に惹かれたというポイントを含めることで、志望度の高さを伝えやすくなります。また、これまでの経験を活かして活躍していきたい、1年目から成果が残せるように行動したいと具体性をもたせて、やる気の高さをアピールすることもポイントです。
【例文2】
「お客様のニーズに寄り添った価値を提供できるように、自分から積極的に行動して投資に関する深い知識を身につけていきます。先輩社員からも積極的に学び、投資におけるプロフェッショナルとして活躍できるよう成長していきたいと考えています。」
積極的に行動して成長したい、ゆくゆくはプロフェッショナルとしてお客様の役に立ちたいというように、成長や将来のビジョンを含めましょう。志望先企業で、どのように成長したいか、将来性などを含めることで、やる気や志望度の高さを伝えやすくなります。
志望動機の締めくくりの注意点とNG例
志望動機の締めくくりでは、注意したいポイントがあります。ここでは、締めくくりの注意点とNG例を紹介するため、参考にしてください。
具体性がなく内容が伝わりづらい
まずは、具体性がないケースです。たとえば、「入社後は一生懸命頑張ります」のような内容だと曖昧で、何を頑張りたいのか伝わりません。やる気がない、志望理由が薄いと感じられてしまう可能性があり、入社後のイメージも湧きにくいでしょう。
「部活動で培ったリーダーシップを活かして貴社の業績向上に貢献し、ゆくゆくはチームリーダーとして活躍したい」というように具体性を持たせましょう。また、「頑張ります」「よろしくお願いします」などは活躍のイメージがしにくいため避けたほうが無難です。
内容が飛躍しすぎている
志望動機は全体を通して一貫性があることが大切です。そのため、書き出しの部分からエピソード部分、締めくくりまで内容を統一しましょう。矛盾した内容になっていたり、飛躍しすぎていたりすると説得力に欠けます。提出前に通して確認して、全体の流れが適切かどうか、統一感があるかどうかを確認するとよいでしょう。
誇張しすぎている
志望動機の締めくくりは、誇張し過ぎないように注意しましょう。たとえば、「どんな業務でも~」や「すべての人と~」のように強すぎる表現をすると、嘘や作り込まれた印象を与えかねません。誇張表現は控えるべきですが、謙遜しすぎにも注意が必要です。謙遜しすぎると自信のない印象を与えてしまうため、注意しましょう。
ネガティブな要素が含まれている
ネガティブな要素が含まれていると、不安を持たれる可能性があるため避けましょう。たとえば、「入社後は初めてのことばかりで不安がたくさんありますが」のように、ネガティブな言い回しをするのは控えます。締めくくりは全体の印象を左右するため、前向きな表現を意識して記載することが重要です。
志望動機の締めくくりが書けない・思いつかない場合はどうすればいい?
志望動機の締めくくりが思い浮かばない、上手く締めくくれずに手が止まってしまうという場合には、もう一度自己分析や企業分析を行うとよいでしょう。自分自身の強みやスキルなどを明確にしたうえで、自分と企業との接点や貢献できるポイントなどを探ってみると、締めくくりの文章が思い浮かびやすくなります。
また、どうしても思いつかない場合には、作成ツールの活用や、キャリアセンターやエージェントの利用を検討してもよいでしょう。
まとめ
志望動機は、志望理由や具体的なエピソードも重要ですが、締めくくりの部分も大切です。締めくくりは志望動機全体の印象を左右するポイントとなります。そのため、書き出しやエピソードとの統一感を意識し、自分の強みや提供できる価値、やる気や志望度などをアピールしましょう。
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