2025.03.03

志望動機と自己PRの違いとは?両者の書き方や例文、注意点を解説

就活において志望動機や自己PRは重要な要素です。企業に対して自分自身をアピールするために必要なものですが、志望動機と自己PRの違いについて詳しく理解していない学生も多いのではないでしょうか。この記事では、志望動機と自己PRの違いや書き方を解説します。志望動機と自己PRの例文も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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目次

志望動機と自己PRの違い

志望動機と自己PRは混同されることがありますが、両者には明確な違いがあります。ここでは、具体的な違いについて詳しく解説します。

志望動機とは

志望動機とは、その企業に入社したい理由を伝えるための要素です。たとえば、その企業で働きたいと思ったきっかけや、競合他社ではなくその企業を選んだ理由、どのような仕事をその企業でしたいのかといった、企業に対する思い入れや意欲、やる気などを伝えることになります。

企業側では志望動機を通じて、自社にマッチする人材なのかどうか、どの程度自社について理解しているのか、仕事に対する意欲があるかなどを判断するため、就活においては重要な要素です。

自己PRとは

自己PRとは、自分を採用することでどのようなメリットがあるかを伝える要素です。たとえば、その企業で活かせるような自身の強み、これまでの経験や業務に活かせる実績、自分の性格や特性などを伝えます。

意欲があったとしても、入社後に活躍できるとは限りません。そのため、企業は自己PRの内容を通じて、入社後に自社で活躍できるかどうか、自社の一員として馴染めるかどうか、能力面での適性があるかなどを判断します。

志望動機と自己PRの違いを理解していないことの影響

上述したように、志望動機と自己PRの役割は異なります。それぞれの役割の違いを理解していない場合、志望動機を求められるところで自己PRを書いてしまうなど、採用担当者が知りたいこととズレた内容を書いてしまう恐れがあります。

その結果、十分にその企業に対する意欲や自分自身の強みなどをアピールできない可能性が高まってしまうでしょう。結果として、就活において不利になる可能性があるため、志望動機と自己PRの違いを理解したうえで、求められている回答をすることが重要です。

志望動機と自己PRを書くために必要なこと

企業の採用担当者が魅力を感じたり、採用したいと思ってもらえたりする志望動機や自己PRを書くためには、事前の「自己分析」と「業界・企業研究」が欠かせません。自分に対する理解を深めることで、自分の強みや将来の方向性などが見えやすくなり、志望動機や自己PRの深みが増すでしょう。

また、志望動機・自己PRのどちらも、自分と企業との接点を意識しながら書くことが重要です。優れたスキルや経験があったとしても、応募先の企業や業務内容と関係のないものではあまり意味がありません。そのため、会社説明会やSNS、OB・OG訪問などのさまざまなルートを活用して、業界や企業の情報を収集することが大切です。

志望動機の基本的な書き方

志望動機を書く際には基本的な書き方を理解しておくとよいでしょう。ここでは、志望動機の基本的な書き方として3つのステップを解説します。

1.その業界を選んだ理由

まずは、なぜその業界を選んだのかを書きます。世の中には多くの業界がありますが、そのなかで「なぜその業界なのか」を伝えましょう。この際に深く掘り下げることがポイントです。

たとえば、語学力を活かした仕事がしたいと考えて商社を選んだとしましょう。語学力を活かせる業界は商社以外にも数多くあります。そのため、「なぜ商社なのか(メーカーや物流ではなぜダメなのかを考えてみると良い)」「その業界でなければいけない理由」を自身の経験や考え、エピソードなどを交えて具体的に書くようにしましょう。

2.その企業を選んだ理由

次に、その企業を選んだ理由を考えましょう。その業界を選んだ理由を明確にしたとしても、企業は多く存在します。そのため、企業研究をしっかりと行い、企業についての理解を深めましょう。

企業研究の情報をもとにして、「その企業でなければいけない理由」「その企業を選んだ理由」をしっかりと掘り下げて書くことで、志望動機の説得力が増します。理由を掘り下げるには、競合他社との違いや企業独自の取り組み、会社説明会などの印象などから深掘りするとよいでしょう。

3.入社後のビジョン

最後に、入社後にどんなことを実現したいのかといった将来のビジョンを考えます。入社後のビジョンまで考えて志望動機に含めることで、意欲の高さやその企業に対する志望度の高さをアピールできます。

できるだけはっきりとしたビジョンを伝えることが重要です。企業の業務内容や今後の動向などを分析したうえで、できるだけ具体的な内容を書きましょう。具体的なビジョンを伝えることで、採用担当者が入社後の姿をイメージしやすくなります。

自己PRの基本的な書き方

自己PRの書き方も理解しておくとよいでしょう。ここでは、自己PRの基本的な書き方について解説します。

1.自分の強みやスキル

まずは、自分の強みやスキルについて述べましょう。たとえば、積極性がある、コミュニケーション能力に自信がある、主体性やリーダーシップがあるといったことが例として挙げられます。自分の強みやスキルについて書く前に、しっかりと自己分析をしておくとよいでしょう。

そのうえで、その企業に評価されやすい強みやスキル、業務内容に関連する経験などを並べることが効果的です。その企業と関係のない強みやスキルだと評価されにくいため、注意が必要です。

2.強みやスキルに関するエピソード

次に、自分の強みやスキルが身についた経緯について、ストーリーを交えながら説明しましょう。たとえば、「在学中に海外留学を経験しており、語学スキルだけではなく、さまざまな人たちと打ち解けられるコミュニケーション能力が身についた」というように、具体的なエピソードを交えます。

強みやスキルの裏づけとなるようなエピソードや肉付けできるストーリーを交えることで説得力が増し、採用担当者の印象に残りやすくなります。

3.強みやスキルを活かして貢献したいこと

最後に、自身の持つ強みやスキルを活かしてどのようにその企業に貢献するのかを考えましょう。自己PRでは自分を採用するメリットを伝えなければいけないため、自分の強みやスキルだけをアピールするのではなく、その強みをどうやって活かして企業に貢献するかを伝えなければいけません。

この際、具体的なシーンを交えながら伝えると、採用担当者も入社後の姿をイメージしやすくなり、採用において有利に働く可能性があります。

志望動機と自己PRの例文

ここでは、志望動機と自己PRの例文を紹介します。志望動機や自己PRの内容に悩んでいる場合は、参考にしてください。

志望動機の例文

「私は昔からITやAIなどに興味があり、自主的にプログラミングを学んできました。ITの力で人々の生活を便利にしたいという思いがあり、金融×IT業界を目指しています。

貴社は大手金融業界を顧客とし、高い技術力を活かした革新的なシステムや、これまでにはない新たなアイデアを取り入れた技術開発に挑戦している点、人々がATMを当たり前のように活用できている裏に貴社の技術が活きている点に魅力を感じています。

入社後は、まずは技術とコミュニケーション力を磨き、将来は自動化による業務効率の向上と、AIを活用したサイバーセキュリティ対策の強化を実現していきたいです。」

自己PRの例文

「私の強みは、相手の立場や考え方を尊重して、人とよい関係を築けるコミュニケーション能力にあります。学生時代に居酒屋の接客のアルバイトでコミュニケーション能力が身につきました。私の勤務先はオフィス街に近く、18時半以降仕事終わりのお客様で込み合う特徴があります。
ホールとキッチンでの声がけをしっかりすること、お客様に対しても注文をお伺いするだけではなくお皿を下げる際やお会計の際に声がけをすることを意識しました。
幅広い年齢層のお客様に対し、話題を見つけ声がけをできる私の強みは、顧客層が広い御社の営業でも活かせると考えています。社内外問わずコミュニケーションを大切にし、ニーズを引き出せる営業として活躍したいと考えています。」

志望動機と自己PRが同じ欄の場合はどうすればよい?

志望動機と自己PRの欄が分かれておらず、同じ欄に書かなければいけないケースもあります。ここでは、志望動機と自己PRの欄が同じだった場合の対処法を解説します。

まずは指定のルールがあるか確認する

まずは、応募先の企業から書き方のルールについて指定があるかどうかを確認しましょう。履歴書やエントリーシートによっては、志望動機と自己PRが同じ欄になっているケースもあります。その場合には、指定のルールがあるかを確認し、ルールが指定されている場合はそれに則って対応しましょう。

両者を明確に分けて記載する

特に個別のルールが指定されていない場合には、志望動機と自己PRを分けて記載することをおすすめします。【志望動機】や【自己PR】というようにタイトルをつけて、内容を分けて記載するとよいでしょう。分けて書いたほうが、志望動機と自己PRの区別がつきやすくなるため、読み手である採用担当者が理解しやすくなります。

志望動機と自己PRを書く際の注意点

志望動機と自己PRを書く際には、注意したいポイントがあります。

志望動機の場合

志望動機を書く際には、内容の使い回しをしないようにしましょう。就活では1社だけではなく複数社にエントリーすることになりますが、エントリーする企業ごとに独自の内容を考えましょう。また、具体性のない内容や給与や休日といった待遇面の話を中心にするのは避けましょう。待遇の話ばかりになると、意欲が低いと思われる可能性があります。

自己PRの場合

強みやスキルを並べるだけでは説得力に欠けます。そのため、そのスキルを得た過程やスキルによって得られた成果など、できるだけ具体的にアピールするのがポイントです。また、応募先の企業と関連性のないスキルや強みをアピールしても効果が薄いため、その企業で活用できるスキルを考えてアピールすることが大切です。

まとめ

志望動機と自己PRは、それぞれ異なる役割を持ちます。志望動機では企業に対する意欲を、自己PRでは自分を採用するメリットを伝えることになるため、役割を把握したうえで適した内容を記載しましょう。また、志望動機と自己PRでは具体性も重要になるため、自己分析や業界・企業分析をしっかりと行うことも大切です。

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