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2024.12.27

大学3年の就活で何もしてないと手遅れ?はじめることや必要な対策を解説

大学3年で就活を何もしておらず、焦りや不安を感じている人もいるでしょう。しかし、何もしていなくても、決して手遅れではありません。就活に取り組もうと思ったら、そのタイミングで何をすべきか知ることが大切です。この記事では、大学3年の各時期から就活を始める場合、何をすればよいか解説します。具体的な対策や準備すべきものについて解説するため、ぜひ参考にしてください。

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目次

大学3年で就活何もしてないと手遅れになる?

大学3年で就活を何もしていなくても、手遅れではありません。キャリタス就活の調査結果を見ると、最も多い就活の開始時期は大学3年の4月で、割合は30.8%でした。次に多い時期は6月で、20.1%となっています。

就活は全体的に早期化の傾向があり、大学1〜2年のうちに開始している学生も13.8%存在します。ただし、就活を極端に早く始めると学業に支障が出る可能性があるため、単純に早ければ早いほどよいというわけではありません。

※参考:11月後半時点の就職意識調査|キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果(2024 年 12 月発行)

【6月・7月・8月】大学3年の就活で何もしてない人がすべきこと

ここでは、大学3年の6〜8月の時点で就活を何もしてない人がすべきことを解説します。

新卒の就職支援サービスへ登録してみる

就活サイトは手軽に企業の情報を入手できたり、ノウハウや業界研究など就活に関する様々な情報がまとまっているため、情報収集に役立ちます。
サイトによってはAIによる履歴書の作成サポートや、自己分析ツールなどもあるため活用してみるのも良いでしょう。
エージェントサービスは1時間程度の面談の中でお悩みに合わせたサポートが受けられるため、何をすべきか相談をしたいという方にはオススメです。

自己分析をはじめる

まずは自己分析を行い、自分の強みと弱みをそれぞれ把握しましょう。就活では自分の強みをどのように仕事に活かせるか、仕事で活躍するために弱みをどのようにカバーするかについて質問されます。なお、新卒の就職支援サービスに登録すると、より手軽に自己分析の診断が可能です。

業界や企業の分析をはじめる

自己分析の結果をもとにし、業界や業種などについて調べましょう。まずは固定観念にとらわれず、幅広い企業を調べて視野を広げることが大切です。

キャリタス就活の調査結果を見ると、業界研究の時期は6月には4割を超え(40.7%)、6月から9月まで4割前後が続き、夏季インターンシップ等への参加を通して業界研究を行った学生が多かったとみられます。なお、前年の調査と比較すると4月以前から9月までの数値が上昇しており、より早い時期から業界研究を始める学生が増えていると分かります。

一方、企業研究に力を入れるべき時期は、夏から年内までです。調査結果においても、8〜11月の時期は4割台で推移し、業界研究のボリュームゾーンと2か月ほど差があります。

※参考:9月後半時点の就職意識調査|キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果(2024 年 10 月発行)

夏のインターンシップに参加する

6月から夏のインターンシップの選考が始まるため、積極的に参加しましょう。キャリタス就活の調査結果によると、夏のインターンシップは8〜9月に集中しています。ただし、前年調査と比べると7月以前の割合が増加傾向にあります。

また、業界や企業が開催する「オープン・カンパニー」を経験した割合は、約9割です。1日以内のプログラムに参加した経験がある学生は8割台後半、5日以上の実務に携わる汎用的能力活用型インターンシップの経験がある学生は約3割でした。

※参考:9月後半時点の就職意識調査|キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果(2024 年 10 月発行)

【9月・10月・11月】大学3年の就活で何もしてない人がすべきこと

ここでは、大学3年の9〜11月の時点で就活を何もしてない人がすべきことを解説します。

インターンシップやオープンカンパニーに参加する

秋のインターンシップは、8・9月が多く、本選考を意識している企業が多いです。キャリタス就活の調査結果を見ると参加希望月は12月、11月の順で多く、いずれも8割以上でした。また、1月は6割、2月は5割弱が参加を検討しています。

6割以上の学生は、少しでも興味があればインターシップに参加したいと考えています。企業や仕事について知る貴重な機会であるため、インターシップには積極的に参加しましょう。

※参考:9月後半時点の就職意識調査|キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果(2024 年 10 月発行)

ES(エントリーシート)の準備やOB・OGを訪問する

就活では、ES(エントリーシート)の提出を求める企業がほとんどです。ES(エントリーシート)には企業によってさまざまな質問項目があり、自分をアピールするための重要な書類です。自己分析、企業研究、インターシップなどで得られた情報をもとに、ES(エントリーシート)に記載する内容について考えておきましょう。また、OB・OGを訪問すると、企業の実態についてより詳しく情報を得られます。

【12月・1月・2月】大学3年の就活で何もしてない人がすべきこと

ここでは、大学3年の12月から年明けの1月の時点で就活を何もしてない人がすべきことを解説します。

ES(エントリーシート)の作成やWebテストの対策

就活ではES(エントリーシート)の提出が必要であるため、早めに作成を始めましょう。また、企業によっては、適性テストやWebテストなども実施しています。テストの基準をクリアするには、事前の対策が必要です。対策本が市販されているため、問題を解いて練習してテスト本番に備えてましょう。

面接・グループディスカッションの対策

書類選考に通過すると、面接やグループディスカッションが行われます。内定を獲得するには、業界や企業に対して自分が役に立つ人材だとアピールする必要があります。面接で簡潔に自分の強みを伝えられるよう、面接対策を行いましょう。また、グループディスカッションの対策は実践形式で行うと効果的です。

企業説明会に参加する

興味のある企業の説明会に参加し、選考に関する情報を集めましょう。早い時期に選考を行う企業もあるため、企業説明会の開催について情報を見逃さないよう要注意です。卒論制作も始まるため、スケジュールの管理を徹底する必要があります。

また、キャリタス就活の調査結果によると、1月1日の時点で本選考を受けた学生は54.7%でした。前年度よりもさらに割合が高くなっています。また、この時期ですでに志望業界が決まっている学生も増加傾向にあります。

※参考:1月1日時点の就職意識調査|キャリタス就活 学生モニター2025 調査結果(2024 年1月発行)

大学4年で就活を何もしてないと手遅れになりやすい?

就活は自己分析、業界研究、エントリーシート作成、面接など準備に時間がかかります。企業ごとに採用スケジュールも異なるため自分が志望する業界を強く持つ方やなるべく就活経験値を積んで選考に挑みたい方は大学3年のうちに就活を始めることをオススメしています。
ただし、大学4年になっても就活を何もしていない場合でも、手遅れではありません。時期が遅くなることで採用活動を終了する企業も出てくるため、求人数そのものも少なくなりますが、応募企業がゼロになることはありません。実際に大学4年生から就活をスタートして内定を得た先輩たちも多くいます。
大切なのは始めた時期に合わせ準備を効率的に進める方法を見出し、就活のコツを掴んでいくことです。一人で進めると時間がかかってしまうため、就活ノウハウを持ち合わせるキャリアセンターやエージェントなどをうまく活用して就活を進めてみましょう。

大学3年で就活を何もしてない人に必要な対策

ここでは、大学3年の就活で何もしてない人が行うべき全般的な対策を解説します。

就活全体のスケジュールを把握する

就活を進めるうえでは、スケジュールの確認が重要です。企業や業界によっても採用のスケジュールは異なるため、動向をチェックしておきましょう。特に大手企業や人気企業は早い時期に選考を実施する場合が多いです。選考を着実に受けるには、常に情報にアンテナをはることが大切です。
また、選考のフェーズに入るとエントリーシートや履歴書の提出や、面接の準備も必要になってきます。
全体のスケジュールを把握し、そのために何を準備しておくことが必要か、その準備にどれくらい時間がかかるのかなどを予め予測しておくとよいでしょう。

単位を取得しておく

就活が始まると、面接や試験と講義の日程が被る可能性もあります。面接や試験をスムーズに受けるためにも、必要な単位は早めに取得しておきましょう。また、ゼミの発表、卒論の制作、サークル活動などもあるため、就活では綿密なスケジュール管理が重要です。

就活に必要なものを準備する

就活にはさまざまなものが必要です。具体的にあげると、以下のとおりです。

  • スーツ
  • カバン
  • 時計
  • 印鑑
  • PCもしくはスマートフォン
  • 証明写真(オンラインでのエントリーシート提出も増えているため、写真データも準備しておくとスムーズです。)
  • スケジュール帳(スマートフォンにスケジュールを入れていて企業から面接日程の電話がくると意外と焦ります。常に可視化できるように準備をしておくのがオススメです。)
  • Wi-Fi環境(オンラインでの説明会や選考が増えているため、事前に準備をしましょう。)

就活では社会人と同様の立ち振る舞いを求められます。必要なものについても、ビジネスに適しているものを一通りそろえることをおすすめします。

まとめ

大学3年で就活を何もしていなくても、まだそれほど焦る必要はありません。できることはたくさんあり、すぐに準備を始めれば希望に合う企業や職種への就職を実現できる可能性があります。就活では準備や参加すべきイベントが多くあるため、始めようと思ったタイミングから計画的に取り組むことが大切です。

就職活動をスムーズに進めるためには、キャリタス就活エージェントの活用がおすすめです。
キャリタス就活エージェントでは、学生それぞれの強みや価値観を大切にしたうえで納得できる就活を行うための作戦を一緒に立てていきます。就活についての不安や悩みも気軽に相談できるため、就活をなかなか始められない方にぜひオススメです。
また、資格取得や部活などで忙しくて就活をスタートできない方への効率的な就活の進め方などもアドバイスを行っています。求人の紹介や紹介企業の選考のポイントをお伝えし、事前の対策や面接後のフィードバックなども行えます。大学3年生は学業、部活やサークル活動、アルバイト、資格取得などが1番忙しい時期だと思いますので、両立できるよう就活ノウハウを持ち合わせるエージェントをうまく活用してみてください。