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2024.12.27

企業説明会で質問が思いつかない際の質問例|基本情報や注意点と合わせて解説

企業説明会に参加しても、何を質問すればよいのか分からず、悩む就活生は少なくありません。この記事では、企業説明会がそもそもどのような場なのかを解説し、質問が思い浮かばない場合に役立つ質問例も紹介しています。

これから企業説明会に参加する予定のある方は、ぜひ参考にして、より有意義な時間を過ごせるよう準備を整えてください。

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目次

企業説明会の基本情報

企業説明会は、就職活動において企業を知るための重要なイベントです。ここでは、企業説明会の基本情報について解説します。

そもそも企業説明会とは

企業説明会とは、企業が自社の事業内容や特徴、社風などを学生に伝えるために開催するイベントです。1社のみが行う単独企業説明会と、複数企業が集まる合同企業説明会があります。

説明会では企業の雰囲気や理念を深く理解でき、説明後に質疑応答の時間が設けられることが多いです。この時間を活用して、企業に直接質問することができます。

企業説明会に参加すべき理由

企業説明会では、実際に働いている社員の話を聞く事で、ウェブサイトでは分からない企業のリアルな情報を得ることができます。合同企業説明会では、さまざまな業界に触れられ、自分の選択肢を広げる良い機会となります。

企業によっては説明会への参加が応募の必須条件だったり、説明会後の選考フロー詳細の説明があったり、説明会後に一次試験を行ったりする場合もあるため、興味のある企業には積極的に参加することが大切です。

説明会と座談会との違い

企業説明会は、企業側からのプレゼンテーションがメインで、企業理念や事業内容について説明されます。一方で、座談会は、先輩社員と学生がカジュアルに話し合い、学生側からも質問しやすい雰囲気が特徴です。

企業説明会の後に座談会が行われることもありますし、最初から座談会形式の場合もあります。どちらも学生が企業に質問する機会があるため、企業研究に役立つイベントです。

企業説明会で質問するメリット

企業説明会での質問は、自分自身の理解を深めるだけでなく、企業側にも好印象を与える機会になります。必ず質問をしなければならないわけではありませんが、質問をする具体的なメリットを下記で解説します。

企業側の印象に残りやすい

事前に企業について調べたうえで質問をすると、企業側の印象に残りやすくなります。選考に直接影響を与えるわけではありませんが、熱心な姿勢を示すことで、好意的に受け取られることがあります。

ただし、失礼な質問や不適切な態度はネガティブな印象を与える可能性があるため、説明会でも礼儀を守ることが重要です。

企業への理解が深まるため

企業説明会で気になる部分を質問することで、企業についての理解をより深めることができます。企業の雰囲気を実際に体感し、自分に合っているかどうかを判断できるため、入社後のギャップを抑えることができます。

また、企業に対する理解が進むことで、就職活動へのモチベーションが上がり、企業選びにも役立ちます。

企業説明会での質問が思いつかない際の内容別質問例

企業説明会で質問を行うことは重要ですが、質問が思い浮かばない場合もあるでしょう。ここでは、企業説明会での質問が思いつかない際の質問例を内容別に紹介します。

1.事業内容や商品・サービスについての質問

企業が提供する商品・サービスについて質問することで、企業の強みや戦略を深く理解できます。消費者向けビジネスの場合は知っている商品に関する質問、法人向けビジネスなら事業の中身を深掘りする質問が効果的です。
ただし、HPに記載されている情報や調べればわかる内容を質問するのは、限り合う説明会の時間を無駄にしてしまうことに繋がりますので事前にHPの内容などを確認し重複しない質問ができるように準備をしましょう。

•「御社の〇〇という商品が誕生したきっかけを教えてください」
•「御社の商品・サービスが多くの消費者に支持されている理由は何ですか?」
•「海外進出の予定はありますか?」
•「今後注力したい事業はありますか?」

2.業務内容や業界・働いている人物についての質問

実際に働いている従業員に業務内容や業界の状況を聞くことで、入社後の仕事のイメージをより具体的に持てます。業務の進め方やスケジュールについても質問してみましょう。
また、どんな人が活躍しているのか?など働いている人に関する質問をしてみても良いでしょう。

•「御社がトップシェアを獲得するために重視していることは何でしょうか?」
•「主な仕事内容と日々のスケジュールについて教えてください」
•「〇〇部ではどのような業務を担当していますか?」
•「これまでの業務でもっとも印象深いプロジェクトは何ですか?」
•「〇〇部で活躍している人はどんな特徴がありますか?」

3.入社後のキャリアについての質問

キャリア形成や部署の異動、昇進の機会など、長期的なキャリアビジョンに関する質問は、入社後の成長やキャリアパスを具体的に考えるために役立ちます。

•「入社後はどのような研修制度がありますか?」
•「部署の異動はどのくらいの頻度で行われますか?」
•「〇〇さんはどのようなキャリアを積んでこられましたか?」
•「転勤はありますか?」
•「管理職で活躍する女性の比率を教えてください」

自分のキャリアプランが企業の制度や環境に合うかを確認するのに役立ちます。長期的な視点での成長機会も考慮して質問しましょう。

4.企業が求める人物像についての質問

企業が求める人材の特徴や新入社員に期待されるスキルを知ることは、履歴書や面接対策に活かせます。入社後のギャップを防ぐためにも、この質問は重要です。

•「御社で活躍している人材に共通する人物像はどのようなものですか?」
•「入社までに身に付けておくべきスキルはありますか?」
•「新入社員に求める仕事への取り組み方を教えてください」

5.社風や働き方についての質問

社風や働き方は、同じ業界でも企業ごとに大きく異なります。実際に働いている従業員から直接話を聞くことで、職場環境や社風の実態を掴むことができます。

•「同業他社と比べたとき、御社の特徴は何でしょうか?」
•「業務に関連する資格取得への補助制度はありますか?」
•「現場の社風について教えてください」
•「独自の社員への支援制度があれば教えてください」

自分の働き方や価値観に合う職場かどうかを判断するため、社風や業務の進め方などを具体的に確認することが大切です。

企業説明会で質問する際のマナー

企業説明会で質問する際は、選考に直接影響を与えるとは限りませんが、就活の一環として最低限のマナーを守ることが重要です。

質問を通じて企業に良い印象を与えるため、以下のマナーに注意して質問を行いましょう。

質問の最初に学校名と氏名を名乗る

質問する際は、必ず最初に学校名と氏名を名乗るのがマナーです。事前に司会から大学名は言わないなど指示がない限りは、学校名、氏名を名乗り質問をしましょう。

質問が複数ある場合は初めに伝える

質問は基本的に1人1回が原則ですが、もし複数の質問がある場合は、最初にその旨を伝えるとスムーズです。ただし、時間の制約がある場合、すべての質問に答えてもらえないこともあるため、質問の優先順位を決めておくと良いでしょう。

また、できるだけ最も重要な質問を最初に伝えることをおすすめします。

わかりやすく、簡潔に

限られた質問の時間ですので、質問は相手にわかりやすく、簡潔に伝えるようこ心掛けましょう。
また、「私は将来営業としてトップセールスを目指したいので、現在活躍されている営業の方が意識して行っていることを知りたいです。」のように、なぜその質問を聞きたいのか、質問の意図もわかりやすく伝えられると、回答側も対応しやすく有意義な時間にすることができます。

調べて分かることは聞かない

企業の従業員数や企業理念など、公式サイトやパンフレットで簡単に調べられる内容を質問するのは避けましょう。こうした質問は企業研究をしていないと判断され、マイナスの印象を与える可能性があります。

代わりに、企業研究で得た情報を深掘りする質問をすると、企業への理解度を示すことができ、好印象を与えられます。

まとめ

企業説明会での質問は、企業理解を深めるだけでなく、自分をアピールするチャンスになる場合もあります。事前に質問を準備し、マナーを守りつつ、企業に興味を持っている姿勢を見せることが大切です。紹介した質問例や注意点を活用して、充実した企業説明会を体験し、志望企業とのマッチングを図りましょう。

キャリタス就活エージェントでも、説明会での質問や面接での逆質問への対応方法など、毎年多くのご相談をいただきます。
キャリアアドバイザーとの面談を通じ、企業理解を深める中でどんなことを質問するといいのか考える事で質問する際のコツを掴み、自信を持って不明点を確認に情報を整理していけるようにサポートします。
面接も、企業への質問も慣れる事で徐々に効率的に上手くなっていきますので、ぜひキャリタス就活エージェントを活用してみてください。