一次面接で落ちるのはやばい?落ちる人の特徴を解説
「一次面接が通過できず就活が嫌になった」というご相談を受けることが多くあります。
一次面接で通過できる人とできない人の違いはどこにあるのでしょうか?
当記事では、一次面接の特徴や落ちる人の特徴などについて解説します。面接対策に取り組んでいる人は参考にしてください。
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一次面接に落ちるのはやばい?
「一次面接に落ちるのはやばい」と就活生のみなさんがおっしゃっているのを耳にしますが、一次面接で落ちる原因の多くが準備不足、就活経験不足です。結果的に大手の内定を得た先輩達も活動当初は、準備不足でうまくいかなったという声も多く聞かれます。
ですから、「一次面接に落ちるのはやばい事」ではなく、「就活のコツが掴めるまではよくあること」だと捉えましょう。
では、どうすれば一次面接の通過率はあがるのでしょうか?
一次面接で聞かれる質問は、自己紹介、学生時代に力を入れたこと、志望動機・長所と短所・など、基本的なものがメインです。基本的な質問だからと油断せず、しっかり対策することで通過率を上げることができます。
面接は2~3回実施される
多くの企業は、2~3回の面接で内定を出しています。日系の大手企業では、3~4次面接まであるケースも多くみられます。
なお、企業によっては、二次面接が最終面接という場合もある点も押さえておきましょう。
一次面接の特徴
ここでは、一次面接の特徴について解説します。
集団面接のケースが多い
一次面接は人数の都合上、集団面接であることが多い傾向です。集団面接は、学生3〜6人を1つのグループとして行うのが一般的です。
持ち時間が個人面接よりも短い分、しっかりアピールするよう意識しましょう。
基本的な質問が多い
一次面接は、面接でよく問われる基本的な質問が多い点が特徴です。聞かれる可能性が高い質問としては、「自己紹介(自己PR)をしてください」「学生時代に頑張ったことを教えてください」などが挙げられます。
このような質問はどの業界や企業でも問われるので、綿密に回答を準備しておきましょう。
人事や若手社員が面接を担当する
一次面接の面接官は、人事や若手社員であることが多い傾向です。一般的に、面接が進むにつれて面接官の年齢や役職は高くなる傾向にあります。
人事や若手社員が担当することもあり、一次面接では基本的な質問の中で人となりを確認していきます。
一次面接の通過率
企業によって一次面接の通過率は異なりますが、明確なデータは存在しません。面接の基準や求める人材像は各企業で異なるため、正確な通過率を算出することは難しいでしょう。
傾向として、企業が求める人材の最低ラインに達しなかった場合は、不合格になりやすくなります。
一次面接で見られるポイント
ここでは、一次面接で見られるポイントについて解説します。
入社意欲があるか
入社意欲があるかどうかは、面接において大きく印象を左右します。
企業は、他の企業ではなく、自社で活躍している人材を求めています。そのため、入社意欲を示すことができれば、一次面接を通過しやすくなると考えられるでしょう。入社意欲を示すためにも、志望動機をしっかり準備することが大切です。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力があるかどうかも重要なポイントです。
面接では、会話のキャッチボールができているかでコミュニケーション能力を判断しています。そのため、質問に対して回答がズレていないかを考えながら回答しましょう。
また、自分の考えや意見を明確に伝えられるかどうかも重要な要素です。
一緒に働きたいかどうか
一次面接では、一緒に働きたいと思えるかも判断されています。
積極性や行動力だけでなく、協調性や自分で考えて行動できるかどうかも見られている点を押さえておきましょう。企業やチーム内で問題なく働けるかを見極めるために、人柄も見られています。
一次面接で落ちる人の特徴
ここでは、一次面接で落ちる人の特徴について解説します。
自己分析が十分でない
自己分析が十分にできていないと、就職活動の途中で悩むことが多くなります。迷ったまま、ただ内定を得たいだけの目的で面接を受けても、面接官に考えの浅さを見抜かれてしまう可能性があります。加えて、志望度も伝わりにくくなるでしょう。
なお、自己分析は、面接を経験しながらブラッシュアップしていくこともできます。自己分析が完璧にできるまで面接を受けないでいるよりは、面接を受ける中でブラッシュアップしていくことが大切です。
第一印象が悪い
第一印象が悪い場合には、一次面接で落ちやすくなります。特に、社会人に求められる最低限の身だしなみやビジネスマナーができていないと、第一印象が悪くなりやすいでしょう。
第一印象が悪くなる例は、以下のとおりです。
・スーツやワイシャツが皺だらけ
・髪型が整っていない
・連絡なしに遅刻する
・入室時に挨拶をしなかった
など
企業の理解が足りていない
企業の理解が足りていない場合も、一次面接で落ちやすいといえるでしょう。
一次面接から志望度を見られるため、企業研究は必須です。一次面接だからと油断せず、しっかり企業研究をするよう心がけましょう。企業の業界内での位置づけや他社との違いを明確にして、まとめておくことも大切です。
ただし、一次面接で完璧な状態にしておかなければならないわけではありません。選考が進むにしたがって、段階的にブラッシュアップを図りましょう。
一次面接を突破するポイント
ここでは、一次面接を突破するポイントについて解説します。
身だしなみを整えマナーを守る
一次面接を突破するためには、面接での正しいマナーを守ることが大切です。マイナスの印象を持たれないためにも、事前にマナーを確認しておくことをおすすめします。
対面での面接の場合、入退室の方法といった細かい部分の対策は、意外に忘れがちなものです。面接の一連の流れとマナーをあらかじめ予習をしておきましょう。
基本的なことではありますが、身だしなみに気を遣うことも重要です。
自分の強みを明確にする
自分の強みやスキルを明確にすることも必要です。強みやスキルを明確にしたうえで、話す際には具体的なエピソードや数字を交えてアピールをするよう心がけましょう。
面接官に対してしっかりアピールができそうかどうかを、第三者にチェックしてもらうのもおすすめです。
聞かれそうな質問の回答を声に出して準備する
聞かれそうな質問の回答を準備する所まではできているけど、実はそれを声にだし練習してみることが重要です。
文章で作って言える気になっているけど、いざ口に出してみるとつっかえてしまう、もったいない状態の学生さんが多いです。
自分らしく回答できるように、文章で回答を準備するだけではなく3回は声に出して練習してみましょう。
また、準備した答えをそのまま話すのではなく、会話のキャッチボールを意識することも大切です。
一次面接でよく聞かれる質問
一次面接では、聞かれる可能性の高い質問への回答を一通り準備しておく必要があります。聞かれる可能性が高い質問は、以下のとおりです。
・自己紹介(自己PR)をしてください
・学生時代に頑張ったことを教えてください
・志望動機を教えてください
・あなたの長所と短所はなんですか?
・志望職種はなんですか?
・挫折経験はありますか?
・周囲からどのような人だと思われていると思いますか?
・最近気になったニュースを教えてください
など
逆質問の準備もしっかりしておくとよい
面接の終盤に「最後に質問はありますか」と逆質問をされることも、面接では多くみられます。逆質問を問われても、しっかり質問できるよう準備を整えておきましょう。
逆質問の例は、以下のとおりです。
・入社前に身につけておくべきスキルはありますか?
・御社で活躍するために必要な心構えを教えてください
・仕事をするときに意識していることはありますか?
・仕事にやりがいを感じたエピソードを教えてください
など
面接に慣れるためには模擬面接から
一次面接を突破するためには、面接に慣れておくことも大切です。最初から面接がうまくいく人は多くありません。経験を積んで十分な練習回数を重ね、回答をブラッシュアップしていくことで自分らしい回答ができるようになり、通過率を上げられるでしょう。
具体的な練習としては、模擬面接を行うのがおすすめです。
面接が終わったら反省をする
面接にあたっては、事前準備だけではなく、終わった後の取り組みや意識も重要です。面接が終わったら、面接内容を振り返って反省をすると、次に活かせる事柄が出てくるでしょう。
内容を忘れないうちに質問内容やうまく回答できなかった点をメモしておくと、振り返りに役立ちおすすめです。
まとめ
一次面接は準備と練習で通過率を上げることができます。
準備に力を入れすぎて面接経験が少なくなるよりも、まずは経験値を高め自分がどんな人物なのかを企業にアピールできるように挑みましょう。
面接対策に力を入れたい人は、ぜひキャリタス就活エージェントにご相談ください。キャリタス就活エージェントには、就活のプロであるキャリアアドバイザーが在籍しており、就活に関するさまざまなことを相談可能です。一次面接から最終面接にいたるまで十分に準備をしておきたいと考えている人は、ぜひ活用してみてください。