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2024.05.14

面接に早く着きすぎたら落ちる?会場への到着時間や時間調整方法、注意点などを解説

時間管理は、社会人としての必須マナーであり、就職時の面接にも大きな影響を与えます。

本記事では、面接で早く着きすぎたときの対処方法を解説します。また、面接の受付で伝える例文についても解説するため、合わせて参考にしてみてください。

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目次

面接での理想的な到着時間とは

まずは、面接での理想とされる到着時間について見ていきましょう。

到着時間は15分前が適当

面接では、10~15分前の到着が理想です。

到着時間とは、「面接会場の建物前に到着する時間」であり、受付時間ではありません。受付までの社内移動に時間がかかるケースもあるため、15分以上前に建物前に到着し、5~10分前の受付が理想になります。

社会人の必須スキル「時間管理」

社会人として必須スキルとされる時間管理とは、時間の使い方を計画し、計画通りに進めていくことを指します。

面接や受付での時間管理を徹底することによって、効率よく仕事の成果を挙げられるという印象を持ってもらいやすくなります。

面接に早く着きすぎたら落ちる?

面接に早く着きすぎたとしても、必ず落ちるということではありません。

しかし、面接の準備が整っていない恐れがあったり、面接前の通常業務へ影響が出てしまったりすることを考慮することが重要です。また、あまりに早すぎる到着は、迷惑・非常識などのマイナス印象を持たれる原因にもなります。

WEB面接での理想的な入室タイミングとは

働き方改革に伴って、インターネットを活用したWEB面接を採用する企業が増えています。

WEB面接を受ける際は、5分前にURLへアクセスし、入室することが理想的とされています。また、WEB面接で使用するカメラやマイクなどの機材の確認は、前日までにしっかりと行っておきましょう。さらに、WEB面接の10~30分前を目安に最終確認しておくと安心です。

WEB面接開始後に、機材や通信環境のトラブルが起きないよう心掛けましょう。

面接会場に早く着きすぎたときの調整方法

面接に遅刻することを考慮するあまり、面接会場に早く着きすぎてしまうケースは、少なくないと思います。

ここからは、面接会場に早く着きすぎた場合の調整方法について解説します。

近くのカフェ・公園での最終チェック

30分以上余裕がある場合には、座れる場所があるカフェや公園がおすすめです。面接の要領や履歴書、提出書類などの最終チェックを行っておくことも重要です。

ビルや会社内の待合スペース、カフェテリア、公園などは、従業員が利用する施設なため、使わないようにしましょう。

商業施設・コンビニで身だしなみを整える

商業施設・コンビニなどであれば、自分の都合で出入りできるため、短時間の時間調整におすすめです。また、天候や季節に影響されにくく、雨の日でも利用しやすくなっています。

事前にトイレを済ませておき、身だしなみを整えておきましょう。

会社周辺を散策してリラックス

バス停や近隣のお店などを歩きながら確認し、採用後のイメージを膨らませておくこともおすすめです。

歩くことで気持ちを落ち着かせ、面接前の緊張をほぐすのにも効果的です。

到着時間に関する注意点

自分で到着時間を計画する際は、いくつかの注意点があります。


10分前に到着したのに遅刻

10分前に到着したものの、「会場への道順で迷う」「エレベーターの混雑」など、想定外の理由で遅れてしまう恐れがあります。

早く着きすぎた場合でも、受付までの時間調整をしながら、会場への道順や到着に要する時間を再度確認しておきましょう。

遅刻する場合はすぐ連絡

電車の遅延や事故などのトラブルで、到着時間が遅れてしまうケースがあります。

社会人の必須スキルである「報告・連絡・相談」に沿い、間に合わないことがわかり次第、早急に担当者宛に電話で連絡することが適切です。連絡時には、「遅刻へのお詫び」「遅刻の理由」「到着予定時間」を忘れずに伝えましょう。

面接で早く着くように調整する必要があるケース

これまでは主に「早く着きすぎた場合」について解説しましたが、逆に「早く着くように調整する場合」があります。

初めての駅・場所へ行く場合

今まで訪問したことがない駅や初めての場所へ行くときは、早めに家を出ておくことをおすすめします。

複数の電車を乗り継がなければならなかったり、乗り換えで少し歩く必要があったりなど、調べた情報よりも時間がかかるケースもあります。また、会場から最寄りの出口や出口までの道のりを細かく確認しておくと安心です。

建物前から受付会場まで距離がある場合

面接会場が高層ビル内の場合には、建物の前から面接会場までの移動に時間がかかるケースがあります。

また、セキュリティのために、エントランスでの受付時に訪問者カードを記入しなければならないというように、慣れない対応に時間を要することも考慮しておきましょう。

天候が悪い場合

台風や雪など、天候により交通機関が乱れる恐れがある場合は、早めに家を出ておくことが重要です。

通常経路だけでなく、迂回経路もあらかじめ確認しておき、万が一に備えて臨機応変に動けるようにしておくと安心です。面接当日に慌てることがないよう、必要なものは前日までに備えておきましょう。

面接受付の手順

到着時間について計画した後は、受付の手順についても確認しておきましょう。

1. 時間に余裕を持って面接会場へ向かう

事前に計画した到着時間をもとに、遅刻することがないよう時間に余裕を持って移動しましょう。また、会社周辺には、応募先企業の従業員もいることを念頭に置き、マナーに注意して行動することが重要です。

2. 15分前に到着し、受付に向かう

エントランスから面接会場まで距離があり、時間がかかる場合もあるため、15分前には到着しておきましょう。早めに到着しておくことで、会場までの道のりで迷っても安心です。

また、面接会場がどのような場所なのかを事前に調べておくことで、余裕を持った行動が可能になります。

3. 5分前までには受付を済ませる

受付の場所から面接会場まで移動距離があるケースを想定し、5分前には受付を済ませておきましょう。

受付では、「面接の時間」「担当者の名前」「自分の名前」を伝えることが適切です。

シーン別「受付」で伝える内容と例文

面接時の受付では、受付に伝えて取り次いでもらうケースと、内線電話で直接電話をかけるケースがあります。

ここでは、受付で伝える内容とその例文についてシーン別で解説します。

受付のスタッフに伝える場合

受付のスタッフに伝える場合は、10分前には会社に到着し、5分前を目安に受付を行いましょう。

受付時の伝える内容の例は、次のとおりです。

おはようございます。面接でお伺いしました〇〇〇〇(氏名)と申します。
本日、採用ご担当の人事部〇〇様と〇時からお約束させていただいております。
お取り次ぎいただけますでしょうか。

ビルエントランスの受付で伝える場合

ビルのエントランスにいる人は、応募先の従業員ではないため、訪問先の会社名を伝えましょう。

エントランスで伝える内容の例は、次のとおりです。

おはようございます。〇〇〇〇と申します。
本日〇時より、株式会社〇〇様で行われる採用面接にまいりました。

早めに到着した場合

早めに到着してしまった場合には、謝罪する文言を入れて、丁寧な印象を伝えるよう心掛けましょう。

おはようございます。本日、面接でお伺いしました〇〇〇〇と申します。
採用ご担当の人事部〇〇様と本日〇時からお約束をいただいております。
早めの到着となってしまい恐縮ですが、お取り次ぎをお願いできますでしょうか。

まとめ

面接では、早く着きすぎると社会人の必須マナーである時間管理ができないといった印象を与える恐れがあります。

また、到着時間を計画する際は、受付までの社内の移動や受付での対応にかかる時間などを考慮しておくことが重要です。

万が一早く着きすぎた場合には、カフェや公園、コンビニなどを活用して、身だしなみや必要書類の最終チェックをしておきましょう。

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