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2025.06.04

自分に合う仕事がわからない理由や対処法、向いている仕事の見つけ方を解説

就活をスムーズに行うためには、自分の価値観や強みを明確にしたうえで、自分に向いている仕事を見つけることが重要です。本記事では、就活生に向けて、自分に合う仕事が分からないと感じる理由や、合う仕事の具体的な見つけ方を解説します。行動タイプ別におすすめの仕事もまとめているので、就活の参考にしてください。

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目次

自分に合う仕事が分からない理由は?

自分に合う仕事が分からないと感じるのは、なぜなのでしょうか。主に以下の3つの理由が考えられます。

自己分析ができていない

自分に合う仕事が分からない理由のひとつが、自己分析の不足です。自己分析ができていないと、自分がどのような仕事に向いているのか分からなくなる人もいます。まずは、これまでの経験を振り返りながら自分自身への理解を深め、やりたいことを見つけましょう。自己分析ができれば、自分がどのような環境や役割に向いているのか判断しやすくなります。

業界や職種への理解が浅い

業界や職種への理解が浅いと、ミスマッチが起きやすくなります。そのため就職活動では、業界の特徴や動向を分析する業界研究が欠かせません。営業や事務、経理やマーケティング、開発など、さまざまな職種があります。業界や職種への理解が深まり、志望の職種が絞り込めると、実際に就活をする際にもアピールしやすくなるでしょう。

就職活動の軸が定まっていない

就職活動の軸とは、企業を選ぶ際に重視する価値観や条件のことです。何に重点を置くのかで、選ぶ就職先も違ってきます。例えば「安定した企業で働きたい」という軸を持っているのなら、将来性のある大企業を視野に入れるとよいでしょう。「少数精鋭の環境で働きたい」のであれば成長性のあるベンチャー企業を選ぶなど、就職活動の方向性を決めやすくなります。

自分に向いている仕事とは?

そもそも自分に向いている仕事の指す意味自体が、曖昧な場合もあるかもしれません。向いている仕事とは何か、条件を整理しておきましょう。

向いている仕事の条件

次の3つの条件を満たす仕事が向いているといえます。

  • 自分の強みや経験、スキルを活かせる
  • 能力を十分に発揮できる
  • 継続することが苦痛ではない

やりたい仕事や好きなことが、必ずしも向いている仕事になるとは限りません。苦手な事が少ないことが向いている仕事にもなり得ます。客観的に自己分析した結果と3つのポイントを踏まえたうえで、自分に向いている仕事を見極めましょう。

仕事の適性があるか分からず悩んでいる人は少なくない

適性のある仕事が分かると、就活をスムーズに進めやすくなります。しかし、会社に所属し、すでに社会人として働いている人のなかにも「今の仕事が向いているのか分からない」という人は少なくありません。そのため、大学生が悩むのはあたり前のことです。適性のある仕事に就くことができれば、入社後のギャップも減らせるでしょう。

自分に合う仕事を見つけるメリット

自分に合う仕事に就けると業務をスムーズに遂行できたり、強みを活かせる機会に恵まれたりする可能性が高くなります。その結果、成果を発揮しやすくなり、順調に実績を積んでいくことで昇進や昇給のチャンスも広がるでしょう。

自分に合う仕事に従事できていれば、仕事に対するモチベーションアップにもつながるため、やりがいを感じやすくなるのもメリットです。楽しく働ける環境であれば精神的にも安定し、仕事だけではなくプライベートの充実にもつながります。

自分に合う仕事の見つけ方

では、自分に合う仕事はどうすれば見つけられるのでしょうか。以下で具体的なポイントを3つ挙げて解説します。

得意分野と苦手分野を明確にする

自分に合う仕事を見つけるためにも、まずは自分の得意分野と苦手分野を明確にしましょう。得意・不得意を明確にできれば、自分に合った仕事が見つかりやすくなります。単に好きか嫌いかなどの観点ではなく、得意か苦手かで考えてみてください。例えば、得意ではないけれども、長く続けられた事柄を探してみるのもよいでしょう。

価値観や行動基準を考える

自分自身の価値観や行動基準をしっかり定めておくことも重要です。「自分が大事にしたい価値観」や「指針となる行動基準」について考え、企業の経営理念と比較してみてください。価値観や行動基準に合わないところを選んでしまうと、ミスマッチになりかねません。逆に近いところを探すと、入社後のギャップを最小限に抑えられます。

第三者からの評価を求める

自己分析だけではなく、他己分析をしてもらうのも自分に合う仕事を見つけるには効果的な方法です。自己分析で自分を見つめ直すと、客観的に把握する機会になるでしょう。しかし、自己分析だけですべて理解できるとは限りません。家族や友人などに意見を聞いてみると、自分では気づけなかった強みが見つけられる場合もあります。

効率的に自分に合っている仕事を探す方法

できれば、自分に合う仕事は効率的に見つけたいものです。そのためにも、以下で挙げる4点を試してみてください。

情報を整理する

企業のホームページにはさまざまな情報が掲載されており、多くの人がその情報をもとに企業研究を行っています。例えば、企業理念や事業内容を見れば、その企業の大枠が見えてくるはずです。募集要項をチェックできれば、その企業がどのような人材を求めているのかも分かります。自分なりに情報の整理を行い、仕事への理解を深めるのに役立てましょう。

企業説明会に参加する

企業説明会は、実際にその企業で働いている社員からリアルな情報を得られるチャンスです。1つの会場で同時に複数の企業が会社説明を行う「合同説明会」などのイベントでは、複数の企業を比較しつつ、自分に向いている仕事を見つけるきっかけにもなります。気になる企業が見つかったら、OB・OG訪問も検討してみましょう。

インターンシップに応募する

企業のなかには、学生向けにインターンシップを実施しているところもあります。期間はインターンシップのタイプや企業によってさまざまですが、企業の雰囲気を肌で感じ、話を聞くだけでは分からない具体的なイメージをつかめる点がメリットです。

※参考:新卒採用に関する企業調査(2025 年 2 月調査)|2026 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査|株式会社キャリタス

キャリアセンターや就活エージェントなど第三者の視点も取り入れる

自分の得意分野と苦手分野を明確にするためには、第三者に話をしてみることもオススメです。人に話してみる事で改めて整理もできますし、キャリアセンターや就活エージェントのキャリアアドバイザーから第三者の視点でアドバイスをもらうことで、自分では気が付かなかった得意分野や苦手分野に気づくことができる可能性もあります。

就職活動の軸を見つけるための方法

自分に合う仕事探しでは「就職活動の軸」を見つけることが大事です。そのための具体的な取り組みとして、以下の3つがあります。

譲れないポイントを書き出す

まずは、就活において自分が重視したいキーワードを書き出してみてください。「福利厚生」の充実を望むのか、「将来性」を求めるのか、「社会貢献」できることをしたいのかなど、人によって重視するところは違うでしょう。自分なりに優先順位をつけると譲れないポイントが明確になり、就活の軸が見つかりやすくなります。

将来をイメージしてみる

就職は、その先にある長い人生に向けての新たなスタートでもあります。そのため、今好きなことや興味のあることだけではなく、将来の働き方までイメージしましょう。例えば、ライフステージや家庭の状況が変わっても長く働き続けたいのであれば、産休・育休・介護休暇などの制度が充実しているかどうかも重要です。

診断ツールやキャリアセンター・就活エージェントを活用してみる

診断ツールでは、自分のキャリアタイプや適性を把握できます。必要な情報を入力するだけで気軽に分析結果が得られるため、自己分析を補う意味でも活用してみるとよいでしょう。ただし、ほとんどが無料で行える簡易的な診断です。あくまでも大まかな傾向や向いている仕事を見つけるきっかけとして、参考程度に活用してください。

また、効率的に自分に合っている仕事を探す方法にも記述しましたが、キャリアセンターや就活エージェントのアドバイザーに直接話をしてみることで、自分一人では考え付かなかった適性を見つけることができるかもしれません。

【行動タイプ別】おすすめの仕事

行動タイプによって、向いている仕事には多少違いがあります。最後に、行動タイプ別におすすめの仕事を見ていきましょう。

向上心がある「挑戦者タイプ」

向上心のある「挑戦者タイプ」は、高い目標であっても前向きな姿勢で取り組めるタイプです。特にコミュニケーションを取るのが好きな人は、相手のニーズを汲み取ったり、信頼関係を築いたりする必要がある営業職や広報などが向いています。ITスキルが身についている人ならば、開発職なども向いているでしょう。

責任感が強い「几帳面タイプ」

責任感が強く、特に几帳面で細かい作業を得意とするのなら、その几帳面さや正確性を活かせる経理や事務、プログラマーなどが向いています。責任感の強い人は、基本的にどの分野でも活躍できる資質があります。なかでも、ミスが許されない仕事や丁寧で正確な仕事が求められる医療や介護、マスコミなどの分野も向いているでしょう。

分析が得意な「研究職タイプ」

分析力や論理的思考力が高い人は、市場の状況や顧客のニーズを正確に読み取る力が必要なマーケティング職、営業企画などの仕事が向いている可能性があります。ただし、マーケティングや営業企画の仕事では、単に分析ができるだけでは十分とはいえません。読み取った傾向を戦略に落とし込んだうえで、他の人に分かりやすく伝えられる能力も求められます。

まとめ

自分に合う仕事を見つけるためには、まず自分の得意・不得意を把握し、価値観や行動基準も定めておく必要があります。就活で譲れないポイントを明確にして、将来をイメージすることも重要です。また、自己分析も大事ですが、第三者の評価から見えてくるものもあります。

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個々人にフィットする企業を紹介することに徹底的にこだわります。価値観に基づくマッチングを前提としていますので、エージェントや企業側の都合最優先といった、マッチしない企業を無理強いするようなご紹介は決してしません。キャリアアドバイザーとの個別面談を通して、就活に関する悩みや疑問を安心してご相談ください。