登録学生の特徴

同社は技術職の派遣事業を行う人材サービス企業です。元々、就職情報サイトにて「技術職」を募集しておりましたが、「管理系総合職」の募集も行う方針となりました。「管理系総合職」は職種別採用を実施しており、その内の経理職では「資格保有者」を中心に採用する方針となりました。その為、対象を絞った募集が可能なエージェントを検討し、弊社にもお声がけをいただきました。登録学生の中に毎年一定数「保有資格を活かせる職種で働きたい」と考える学生がいるため、そのような学生に注力して求人を告知し応募を獲得しました。弊社経由で承諾につながった学生の内、「4名中3名」が簿記や秘書検定を取得していました。【保有資格（4名）】簿記2級2名、3級1名。秘書検定2級1名、3級1名。その他のマッチングポイントとして、東京勤務が確約されていること、最終面接前にフォロー面談を実施し、社風を理解していただくことで承諾につながりました。

同社では、機電系の採用自体は母集団形成から内定出しまで順調に進んでいたものの、男性の応募が集中しており、女性の採用に苦戦していました。また、ダイバーシティの取り組みにも力を入れているため、女性の獲得が課題となっていました。そこで、エージェントを活用し、機電系の女性をピンポイントで採用したいとのご依頼をいただきました。9月頃に大学院進学から民間就職に切り替えた学生から応募が入りました。
学生からの応募があった際に、他社内定による離脱を防ぐため、選考スピードを意識しました。エージェントが学生の選考状況や志望度を可能な範囲で企業に共有し、学生に合わせた選考フローの短縮を実施。結果、2週間で内定を出すことができ、バッティング企業よりも早く選考を終了しました。内定後もエージェントから学生が感じている不安や懸念点をヒアリングし、内定者面談の際に企業の方にフォローしていただいたことで学生の志望度を上げ、競争率の高い機電系の女性の採用に成功しました。

同社はIT企業でありながらも業務上「英語力」が必要となるため、母集団の中に採用ターゲットが少ないという課題を持っていました。そのため、語学を有する学生に多く登録していただいている弊社データベースとの親和性に期待を頂き、新規で導入していただきました。母集団形成を課題としていたために、紹介できる学生の幅を広げられるようにオンラインで完結できる選考フローを提案しました。全国各地の学生からの応募を取り込むことができました。承諾に繋がった学生は、IT業界のみを希望する学生ではありませんでしたが、選考を通じて企業と担当アドバイザーがITインフラの重要性を学生に訴求しました。結果、同社の成長性と専門性の高いスキルを身に着けることができる点を魅力に感じてくれました。その結果、新規申し込みから、13名の承諾につながりました。