- キャリタス就活新卒紹介サービス
- Webセミナー「24卒/理系学生のホンネを紹介!とにかく理系学生を採用したい採用担当者様向け、専攻を限定しない理系採用のコツ」開催
本セミナーについて
弊社には毎年、業界を問わずたくさんの企業様から、理系学生採用についてのご相談が寄せられております。
気になる理系学生の就活の特徴を示す最新データには、以下のようなものがあります(データは弊社調査データ「2023卒理系学生の就職活動(専攻分野別)」より)。
【23卒学生の就活活動量】
1.平均エントリー社数
- 理系全体:18.8社
- 機械・電気系:12.1社
- 情報系:15.0社
- 文系全体:31.6社
2.3月までに就職先を決めて就活を終了した学生の割合
- 理系全体:31.1%
- 機械・電気系:30.6%
- 情報系:40.3%
- 文系全体:10.5%
このデータが示すように、理系学生は文系学生よりも就活で受験する企業数が少なく、かつ早期で就活を終了する学生も多いため、簡単に母集団を増やすことは難しいのが実情です。
一方でこのようなデータもあります
【23卒理系学生が専攻を活かした理系就職をした割合】
- 理系全体:57.1%
- 機械・電気系:67.0%
- 情報系:75.6%
- 化学・農学・薬学系:48.8%
理系学生全体で見ると『4割超』が「自身の専攻と関係ない就職をしている」ことから、理系学生であっても、多様な価値観で進路を選択していることがわかります。
このような状況の中、24卒の理系学生採用にむけて課題を感じておられる企業様に向けてのセミナーを開催しました。
今回のセミナーの内容の一部をここでご紹介します。
【現役キャリアアドバイザーが語る理系学生の最新情報!】
弊社の新卒紹介サービスでは専任の学生アドバイザー(キャリアアドバイザー)が学生一人一人と対話を重ねて、志望や本音を確認。
学生の価値観にあわせて企業様を紹介し、選考を通じて企業様の理解度を深めさせることで、企業様が求める人材の採用成功の確率を向上させています。
今回のセミナーの中で弊社キャリアアドバイザーが語った情報のいくつかをここでご紹介します。
1.登録している24卒理系学生の専攻は?
例年生物系の学生の登録が多く、24卒も
- 1位:生物・農学系 (理系登録学生の30%)
- 2位:機械・電気電子系(同12%)
- 3位:情報系(同11%)
- 土木・建築系(同11%)
となっています。
生物系の学生に話を聞くと、「自分に合った就職先を見つけたい」と考えて、弊社新卒紹介サービスに登録した学生が多いようです。
2.キャリアアドバイザーが語る理系学生の本音 Q&A
Q1)理系学生が新卒紹介サービスに登録した理由は?
A1)新卒紹介サービス登録者の多くは弊社が展開する、登録学生数約40万人のキャリタス就活データベースへの登録からの流入です。
他に、友だちや先輩から「キャリタスは幅広い求人がある」と言われて登録してくる学生も多く、そういう経緯で登録してきた学生は内定承諾の確率も高い傾向があります。
Q2)新卒紹介サービスに登録する理系学生の最近の変化は?
A2)10年くらい前までの理系学生には、「学校推薦での就職面接の練習のために新卒紹介サービスに登録」というケースも多かったように思います。
最近では「学校推薦だけで就活せず、もっと色々な可能性を試したい」と考えて、早期から意欲的に就活を行い、「いい企業に出会えないか」という期待を持って新卒紹介サービスに登録する学生が増えています。
特に地方国公立の学生は意識が高いと思います。これはオンラインで就職の選考を受けられるようになったので、従来のような「地方の大学を出て地元で就職」というパターンにこだわらなくなったためと思われます。
Q3)理系学生が不安に思うこと、悩むことは?
A3)コロナ以前のように毎日好きな時間に研究室に行かれるという環境でなくなってしまっている学生が多く、自分の研究のレベルや活動量への不安を感じています。企業から見ると物足りないのではないかという、漠然とした不安を抱えている学生が増えています。
【23卒理系学生採用成功事例】
【採用成功事例1:人材に関連する企業で理学部生命科学科の学生を採用】
(企業様の状況)
- ・課題解決型の営業をメインとしており、論理的思考力の高い学生がターゲット
- ・SPIの設定が高く、選考を通過する学生が少なく人材が集まらなかった
(ご紹介した学生)
- ・研究室では動物の神経や脳と行動の関係を研究
- ・自身の強みであるコミュニケーション能力を活かせる営業職を就活当初より志望
- ・周囲の学生は食品や医療業界を見ていたが、本人はECサイトやエンタメ系にも関心。企業選びに苦慮して新卒紹介サービスに登録
(採用成功のポイント)
キャリアアドバイザーが学生の志望と強みを把握し「人材に関連する仕事」という新たな選択肢を提示。
これにより企業側が求める人材と学生の志向性のマッチングが実現した。
【採用成功事例2:産業用の機器メーカーで生命工学専攻のリケジョを採用】
(企業様の状況)
- ・機械・電気電子系の学生をターゲットにして、技術系総合職採用を計画
- ・全社的な女性比率アップが課題で、理系女子の採用が必須であった
- ・ナビサイトからの理系女子の母集団形成に苦戦していた
(ご紹介した学生)
- ・遺伝子細胞について研究している理系女子大学院生
- ・「健康」「社会貢献」をキーワードに医療関連や食品関連企業の研究職を目指していたが、うまくいかず新卒紹介サービスに登録
(採用成功のポイント)
学生に対しては、キャリアアドバイザーが学生の志向を理解して「社会貢献」を軸に業界を広げ、理系の強みを活かせる企業選びをサポート。
企業様に対しては、専攻にこだわり過ぎず、理系の素養を評価して採用し、入社後に人材を育てていくことを提案。
学生側・企業様側、双方に選択の幅を広げた形でのマッチングにより成功。
【まとめ】
ここで紹介しきれなかった理系学生の本音情報や23卒理系学生採用成功事例はまだまだあります。気になるご担当者様はお問い合わせください。
また今回のセミナーでは「23卒調査データから紐解く理系学生採用のポイント」もご説明しましたので、こちらへのお問合せも大歓迎です。
文系学生と比べると、就活活動量が少なく、早期で就職先を決める傾向の強い理系学生の採用成功のためには早期の対策が不可欠です。
専任のキャリアアドバイザーが学生一人一人の志向や本音を理解し、専攻外の業界や職種への紹介も可能な、弊社新卒紹介サービスのご活用を是非ご検討下さい。
お問合せをお待ちしております。