- キャリタス就活新卒紹介サービス
- 過去セミナーレポート「新卒紹介/3000人と面談したアドバイザーが実践していた意思決定の促し方」開催
本セミナーについて
就職先の選択に学生たちは迷うものです。
ご参加頂いた採用ご担当者様たちに、今回のセミナー冒頭でアンケートを採らせて頂きました。
その結果60%以上の参加者の方から
「学生の心理を知りたい」
というご回答を頂きました。
このような状況の中、本セミナーでは
23卒学生の就活の志向性と、迷っている学生とどのように向き合っていくのかのヒント
として頂けるポイントをご紹介しました。
今回のセミナーの内容の一部を、ここでご紹介します。
【学生モニター調査からわかる学生の志向性】
2022年6月発行「キャリタス就活2023学生モニター調査結果」の結果と、このデータから言える23卒の学生の志向性は以下の通りです。
1. 内定率は過去10年間で最高。複数内定を獲得する学生が増加
【6月1日時点で「内定あり」と答えた学生の比率】
- 23卒:76.9%
- 22卒:71.8%
- 21卒:64.0%
(過去10年間の推移詳細は別途お問合せ下さい)
【6月1日時点で複数(2社以上)内定獲得の学生の比率】
- 23卒:63.9%
- 22卒:57.5%
- 21卒:47.8%
これらのデータから、23卒採用では学生の売り手市場の傾向がこれまで以上に高まっていることがわかります。
2. 学生の活動量・エントリー数は少なく、内定有無に関わらず、今後受験企業数は伸びない
内定獲得の学生数は22卒より増えているにも関わらず、内定獲得後も就活を続ける学生の比率は22卒よりも下がっています。
就活を継続する学生も、「これから受験する」企業数はそれほど多くありません。
【6月1日時点で「内定あり」と答えた学生のうち就職活動終了と答えた学生の比率】
- 23卒:71.6%
- 22卒:66.1%
【6月1日以降で受験予定の企業数】
- 内定ありで就活継続の学生:4.3社
- (内訳)現在選考中の企業数 2.9社
- これから受験予定の企業数 1.4社
- 内定無しの学生:4.6社
- (内訳)現在選考中の企業数 2.5社
- これから受験予定の企業数 2.1社
3. 大手企業の結果は昨年より早くでているものの、内定承諾については引き続き慎重な学生が多い
22卒と比較し、本命の企業の結果待ちの学生の比率は微減。
これに対し、迷っている学生の比率が増え、さらに将来性への不安が大きく増加していることが23卒学生の特徴と言えます。
【6月1日時点で内定保持者が就職先を決めていない理由の主なもの】
- ・本命の企業の結果待ち
- 23卒:43.9%
- 22卒:46.2%
- ・複数内定で優劣をつけがたい
- 23卒:14.5%
- 22卒:13.8%
- ・内定企業の将来性に不安
- 23卒:6.2%
- 22卒:1.8%
【学生の悩みと、意思決定に向けた学生フォロー方法】
ここでは、弊社がこれまでに相談されることが多かった、
就活における学生たちの悩みのパターン
と、学生たちの気持ちに向き合いながら内定承諾までつなげていくための、弊社の対応法をご紹介しました。
【パターン1】「エントリーしたい企業が見つけられない」
学生の価値観は多様化しています。
また、物心ついた頃からスマホがそばにあり、スマホから食事する場所や移動ルートなどの最適解を常に手に入れてきた世代の彼らには、一人一人に個別の最適解を提示していくことが有効となります。
弊社では専任の学生アドバイザーが学生一人一人に向き合い、その学生の価値観にあわせた言葉や手段で企業(求人)の魅力付けを行い、学生たちの意思決定のサポートをしています。
【パターン2】「自分に合う企業がわからない」
今の学生はSNSで発信して「いいね」やコメントをもらうことで自分の評価を確認する世代です。
就活の選考時にも、自分に対する企業の評価を確認できないと、自分がその企業に向いているのかどうかわからず、学生の志望度は下がっていきがちとなります。
弊社では企業様と協力して、選考の早い段階から、面接時におけるその学生のよかったところや懸念点を学生にフィードバックして学生の意欲を上げていきます。
そして、このフィードバックを通じて、企業や職種の理解を深めることで、学生の志望度をあげていくことにつなげていきます。
【パターン3】「内定承諾する企業が決められない」
コロナ禍の影響で、アルバイト経験の無い学生の比率が増えています。
働いた経験が無い学生は、自分の就職先を決める際に何を判断の軸としていいかわからず、意思決定ができなくなりがちです。
このような理由で迷っている学生には、内定承諾期限を明確に切って、そこまでに決断するための環境を整えてあげることが大切となります。
そのために、
- ・内定が出た後には、企業様の協力を頂いて対面でのオフィス見学や先輩社員面談を実施し、学生の中の「働く」イメージをリアルにする。
- ・見学や面談の場を通して、企業としての「一緒に働いて欲しい」という気持ちを学生に伝えて頂く。
ことによって、学生の判断をうながしていくようにしています。
まとめ
新卒紹介サービスは様々な採用手法がある中で唯一、企業様と学生の間に人間が介在するものです。
今回ご紹介した学生への対応は、企業の採用担当者様だけで実施することは難しいかもしれませんが、企業様と学生の間に学生アドバイザーが存在する弊社新卒紹介サービスをご利用頂けば、迷っている学生の悩みに個別に対応していくことは十分に可能となります。
- 「内定承諾に苦戦している」
- 「学生の心理を知りたい」
そう感じている採用ご担当者様は是非、弊社担当までお問い合わせ下さい。
お待ちしております。