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就活ノウハウ集
企業研究

就活を成功させるための前提条件

大学新卒者の入社後3年以内の退職率は31.0%(厚生労働省、平成22年3月卒業者のデータ)にものぼります。せっかく難関を突破して内定を勝ち取っても、3人に1人が3年以内に辞めてしまうのです。

どんな一流企業に入社しても、「思っていた仕事と違った」「社風が合わなかった」などの理由ですぐに退社してしまっては、就職活動自体が成功ではなかったのかもしれません。

そうならないためには企業研究が欠かせません。また、自分の興味や適性と企業や業界・職種の相性などもありますので、前段階として自己分析ができていることも重要です。

企業研究のやり方

企業研究は決まったやり方があるわけではありません。どの程度深く掘り下げて調べるのかという約束ごともありません。各自が使えるツール・方法を活用して、充分納得いくまで(就活で後悔しないと思えるまで)調査・研究をすればよいのです。

そうは言っても、「企業研究のやり方が全然わかりません」という声もよくあります。主な方法とポイントを説明しますので、参考にしてください。

採用情報そのもの

その企業の基本的なデータ(売上高、従業員数など)と採用に関するデータ(募集職種・人数、給与、勤務時間・休日、福利厚生など)が含まれますし、そのほか企業側から応募する学生に伝えたいこと(企業理念、社風、求める人財像、その会社の良いところなど)などが含まれることが一般的です。まずは採用情報を熟読しなければ話になりません。

企業ホームページ

採用情報そのものに記載されている情報をより詳細に知るためには、その企業のホームページが有効です。IR情報(株主向け)のページでは財務情報をより詳細に知ることができます。事業内容をより深く理解するのにも役立ちます。その会社がお客様向けにどのような商品・サービスを提供しているのかを知ることもできます。ホームページを通じて会社の雰囲気が伝わってくる場合もあります。

新聞・ニュース

採用情報や企業ホームページは、その企業から発信された情報ですから、基本的に企業側から伝えたいことのみが発信されています(IR情報等、一部は除きます)。

それに対して第三者の視点での情報、ある程度客観的な情報も集める必要があります。その代表格が新聞やニュースです。

企業の採用担当者は学生に対して新聞を読んでほしいと思うかもしれませんが、新聞の膨大な情報の中から特定の企業の情報を集めるのは困難ですから、インターネット上のニュースを企業名で検索するのが効率的な方法ということになります。

業界に特化した書籍等

もう1つ必要な視点は、同業種の企業の中での業界順位・立場や企業特性などです。業界1位の企業であるとか、業界内での規模はそれほど大きくなくても独自の面白い研究や商品開発をしているなどの情報が必要です。

このような同業種間の企業での比較のような情報については、業界研究を行っている書籍が最適でしょう。主要な業界には、まず業界研究本があると考えて構いません。オンライン書店で検索してみるのもよいでしょう。

OB・OG訪問

「活字で伝わりにくい情報」についてどうするか、という問題もあります。企業説明会では、ある程度その会社の雰囲気を知ることができるかもしれません。

そのほかではOB・OG訪問が有効でしょう。実際に企業で働いている先輩の生の声を聴くことができますし、質問にも答えてもらえるでしょう。

しかし、OB・OG訪問を実施するのであれば、それは選考の一部であり、マナーを守らないと逆効果であることを認識しておく必要があります。

OB・OG訪問をするためには、ゼミ・研究室の先輩やサークルの先輩にコンタクトを取る、指導教官や就職課を通じてコンタクトを取る、企業から紹介を受けるなどの方法が一般的なようです。

就活コンサルタントの活用

OB・OG訪問の場合、その企業で働いている先輩になりますので、完全に客観的な意見ではないかもしれません。「活字で伝わりにくい情報」を得るための別な方法としては、就活コンサルタントから情報を得る方法があります。

一般に活字になりにくい情報も持っていますし、キャリタス就活エージェントの場合には、新卒向けの企業紹介だけでなく中途採用の支援もサービスとして行っていますので、社風や職場の雰囲気のほか、数年後にどのような仕事をしているかの予測、あるいはキャリアパス全体を考えたアドバイスなども可能です。

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